『赤穂浪士』(あこうろうし)は、1999年(平成11年)1月2日にテレビ東京系列「12時間超ワイドドラマ」枠で放送されたスペシャルドラマ。主演:松方弘樹。
「テレビ東京開局35周年記念番組」として放送された。原作は大佛次郎の同名小説。全六部。
概要
「12時間超ワイドドラマ」シリーズ第19作。同シリーズ2作目の「忠臣蔵」作品。
- 第一部 「元禄騒乱! 刃傷松の廊下」
- 第二部 「籠城か殉死か! 涙の連判状」
- 第三部 「仇討ちの盟約! 赤穂城明け渡し」
- 第四部 「運命の時・それぞれの別れ」
- 第五部 「吉良上杉の逆襲 決死の江戸入り」
- 第六部 「吉良邱討ち入り 本懐遂ぐ」
ドラマ本編時間は9時間を超える、約544分。
1964年版(NHK大河ドラマ)、1979年版に続く、原作3度目のテレビドラマ版。
1979年版は本作と同じ東映制作で、本作が20年ぶりのリメイクとなる。
東映が約10年ぶりに2年連続で同シリーズ制作を担当。前年作に引き続き、松方を主演に迎えている。
同シリーズでの東映制作は、本作で10作目となった。
キャスト
スタッフ
放送後
後身シリーズ「新春ワイド時代劇」も含め、「忠臣蔵」作品は、2016年まで続いた一連のシリーズで最も人気のあった題材で、本作以降も3作制作されたが、東映制作の「忠臣蔵」作品はシリーズ中、本作が唯一となった。
松竹制作の翌年作『次郎長三国志』が「12時間超ワイドドラマ」シリーズ最終作となり、2001年作品からは約10時間に放送枠が短縮され、番組名も「新世紀ワイド時代劇」に改称されている。このため、本作が東映の制作した「12時間超ワイドドラマ」シリーズ最後の作品となった。前年からの東映の連続制作も本作をもって終わり、以後後身シリーズで東映の連続制作は行われていない。
東映が本作以降後身シリーズの制作に関わるのは、松竹が制作会社として存在感を高めたことや、C.A.Lの制作新規参入などもあって、番組名が「新春ワイド時代劇」となっていた2008年作品『徳川風雲録 八代将軍吉宗』となり、10年近く間隔が空くことになった。
関連項目
|
---|
放送作品 |
前身(映画) | |
---|
1980年代 | |
---|
1990年代 | |
---|
2000年代 |
12時間超ワイドドラマ | |
---|
新世紀ワイド時代劇 | |
---|
新春ワイド時代劇 | |
---|
|
---|
2010年代 |
|
---|
後継作 |
|
---|
|
---|
関連項目 |
|
---|
カテゴリ |