広島高速交通株式会社(ひろしまこうそくこうつう、英: Hiroshima Rapid Transit Co., Ltd.)は、広島県広島市で自動案内軌条式旅客輸送システム (AGT) 路線「アストラムライン」を運営している鉄道事業者。広島市などの出資による第三セクター方式で設立された、第三セクター鉄道の一つである。本社所在地は広島県広島市安佐南区長楽寺二丁目12番1号。
中国・四国地方の鉄道会社で初めて自動改札機を導入した会社であり、当時は地元メディアで話題となった。
愛称とマーク
路線の愛称は「アストラムライン」。「明日」と電車を意味する「トラム」からの造語である。通称は「アストラムライン」や「アストラム」である。また、地域住民はさらに縮めて「アトム」と呼称する。
16個の丸が規則正しく並んだマークを採用している。丸は「生命、地球、平和」を、丸の規則正しい配列は「ひと・こころの集まり」および「安全、快適」を表している[4]。色は原則橙色であるが、橙色が背景となる車体側部や駅入口看板等では黒色の丸が描かれる。
歴史
路線
駅の一覧・運行形態は以下の項目を参照のこと。
車両
2020年7月現在、6000系が23編成(1 - 23番)、7000系が2編成(31 - 32番)が在籍している。
なお、長楽寺の車庫から本線への取り付け部がデルタ線となっており、入出庫時の向き(広域公園向き、または本通り向き)により、編成の向きは一定していない。
開業から20年が過ぎて車両の更新が課題であり、24編成の更新に118億円の費用[15]がかかる見込みである。
現有車両
- 6000系
- 7000系 - 2019年度から2期に分けて計24編成を導入。第1期は2019年度から2025年度に11編成66両を、第2期に13編成を導入する予定[16]。
過去の車両
運賃
大人普通旅客運賃(小児は半額・10円未満切り上げ)。2019年10月1日改定[17]。
区数 |
運賃(円)
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初乗り2km |
190
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3 - 4 |
230
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5 - 6 |
270
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7 - 9 |
320
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10 - 12 |
370
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13 - 15 |
410
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16 - 18 |
450
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19km |
490
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- 交通系ICカード全国相互利用サービスに対応する10種類のカードとPASPYが利用できる。(PASPYは2024年11月30日まで)
- アストラムラインの各駅で発売される乗車券は、多くの他の鉄道会社と同じく「本通→320円」というような金額式の表記であるが、PASPY対応自動券売機の導入以前は、「本通→大町」という発駅と着駅を示した表記になっていた。そのため、以前は運賃が同じでも下車駅が異なると出場時に自動改札機の扉が閉まるので注意を要していた(ただし自動精算機に通すと、0円券が返ってくるのでそれで出場できた)。
脚注
外部リンク
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広島高速交通に関連するカテゴリがあります。
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鉄軌道・索道 | |
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バス | |
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船舶 | |
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関連項目 |
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記号の凡例(関連項目以外)
- 無印:発売・払戻し・再発行等を取り扱う
- ◇:発売・払戻し・再発行等は行わない
- ◆:チャージ不可
※重複事業者は鉄道を優先した。 |
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鉄道 | |
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バス | |
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船舶 | |
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過去の導入事業者 | |
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導入予定事業者 | |
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相互利用 | |
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新幹線乗車サービス | |
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片利用※ | |
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関連項目 | |
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- P:PiTaPaも取り扱う事業者
- o:独自のポイントサービス実施
- △:一部事業者は交通系ICカード全国相互利用サービス未対応
- ▽:決済済証明のみ、SFではない。
- >:重なった場合の優先順位
- ※:電子マネーを除く
- ◎:電子マネー扱い、SFではない。
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