安田町(やすだまち)は、新潟県の北東に存在していた町。2004年4月、水原町、京ヶ瀬村、笹神村と合併し、阿賀野市になった。
概要
瓦のまち、新潟県酪農発祥の地として知られる。磐越自動車道のカントリーサインには乳牛と瓦が描かれていた[1]。
地理
新潟県の北東部に位置し、南を阿賀野川が流れる。磐越自動車道の安田ICを有し、国道49号と国道290号が交わる。「ダシの風」と呼ばれる東南東の強い局地風が吹く地域である[1]。
隣接していた自治体
歴史
町内にはツベタ扇状地にある縄文時代の遺跡「ツベタ遺跡」をはじめ、多くの遺跡が分布している[2]。
この後在郷町として六斎市が開かれ、1914年(大正3年)磐越西線全通にいたるまで、会津街道の要衝地として栄えた[1]。
町村の変遷
安田村
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保田町村、新保村、福永新村、丸山新村新田、籠田村、羽多屋新村、澤田新村新田
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赤坂村
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久保村、六野瀬村、草水村、渡場村
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小浮村
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小浮村、野田新田、島瀬新田、千唐仁村、布目村、鳥島村
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経済
産業
- 窯業 安田瓦、焼き物(安田焼、庵地焼)
- 酪農 ヤスダヨーグルト
- 立川ブラインド工業 新潟工場 (創業者・立川孟美の出身地で、名誉町民を受賞)
交通
道路
- 高速道路
- 町内にあるインターチェンジ:磐越自動車道安田インターチェンジ
- 一般国道
- 町内を走る一般国道:国道49号、国道290号
名所・旧跡・観光スポット
脚注
関連項目
外部リンク