学校法人和光学園(がっこうほうじんわこうがくえん)は、日本の学校法人である。
教育の特徴
- 体験を重視した独自の教育課程がある。
- 総合学習・教科教育・教科外教育の3領域を軸にカリキュラムが作られ、例えば小学校では、多摩川、鶴見川、真光寺川、食の研究、平和学習などをテーマに、半年以上の長期間かけた総合学習・研究に取り組む。中高でもテーマ別の選択授業が多く組まれる。
- 幼稚園から高校まで、ほぼ全学年で宿泊行事がある。
- 子どもたちによる自治活動が盛んで、児童会や生徒会による学校への要求運動などを行い自分たちのルールを作っている。役員は選挙制。運動会、劇の会、文化祭、歌の会など多くの行事もあり、自治や行事を通じた子どもの成長に重点を置く。
- 工作技術、自治文化などの独自の科目がある。
- 和光小学校の教員・父兄で構成される和光世田谷9条の会を設置し、平和教育にとても力を入れている。
設置校
真光寺キャンパス(和光中学校・高等学校)
町田大学キャンパス
和光幼稚園・小学校
和光鶴川幼稚園・鶴川小学校/和光中学校・高等学校
和光大学
アクセス
和光大学・和光大学大学院
- 小田急線鶴川駅から徒歩15分、もしくは送迎バス(乗車の際には学内で購入できる整理券が必要)。
和光鶴川幼稚園・小学校・中学校・高等学校(最寄り駅は鶴川駅)
- 鶴川駅から
- 鶴11・鶴12・鶴13・町50系統で鶴川団地下車。
- 鶴21・鶴23系統で和光学園下車。
- 上記停留所はどちらもほぼ同じ位置だが、定期券は共通でないので注意。
- 鶴31・鶴32・多04・桜24・町36系統で、岩子山(いわこさん)下車。
- 若葉台駅(下黒川)・黒川駅から
- 永山駅から
- 多摩センター駅から
- 町田駅/町田バスセンターから
- 町36系統で、岩子山下車。(バスセンターから・本数少)
- 町50系統で、鶴川団地下車。(町田駅から・昼時間帯のみ)
和光幼稚園・和光小学校
沿革
和光学園の他、玉川学園と明星学園が、成城学園より独立した私立学校である。教育学者の中野光は、これら3つの学園を「3きょうだい」と呼んだ[1]。
関連人物
和光学園は総合学園としては小規模ながら、特に文化・芸能に関して多く著名人を輩出した。芸能人、文化人の子弟の在籍も多い。
出身者
幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学・大学院のいずれか(または複数)の卒業生を挙げている。
在籍したことのある人物
ゆかりのある人物
- 池辺晋一郎(作曲家・現、和光小学校の校歌・和光鶴川小学校の校歌を作曲)
- 北村西望(彫刻家・校章を作成)
- 三木睦子(元内閣総理大臣三木武夫の妻)和光学園の理事をしていたことがある。
- 渡辺徹(俳優)和光学園理事を務めた。
- 古関彰一(憲法学者)2015年10月~2022年2月末まで和光学園理事長を務める。
- 小森陽一(国文学者)2022年3月より和光学園理事長に就任。
その他
埼玉県蕨市に「学校法人 和光幼稚園」が存在するが、和光学園とは関連がない[4]。
脚注および参照
関連項目
外部リンク