和田 圭市(わだ けいいち、1968年3月24日[2][3] - )は、日本の俳優。本名は和田 宣房()[4]。身長175cm、体重69kg[4]。太田プロダクション[2]→クラカジャック191→ワイルドシングを経て、合同会社ドリーヴス所属。
岩手県出身[3]。血液型はA型[2]。仲間うちでの愛称は「ワンダー」もしくは「ワンダ」[2]。
来歴・人物
岩手県立盛岡第三高校卒業後[5]、アルバイト期間を経て大野剣友会に10ヶ月ほど在籍してアクションを学ぶ[6]。本人によれば映画に端役として出演したり、『光戦隊マスクマン』や『兄弟拳バイクロッサー』のショーにも出ていたということである。退会後は、芸能事務所に1年間所属した後、フリーでカラオケビデオに多数出演した[6]。総出演数は数百本におよぶ[6]。1991年には第16回ホリプロタレントスカウトキャラバン(第1回飛び出せ!日本男児)にも出場。
和田 圭市の芸名では、1993年に『五星戦隊ダイレンジャー』で主演・レッドの亮 / リュウレンジャー役で本格デビュー[6]。同作で共演したのが縁で中康治に長く師事し、2003年春まで演技を中心に学んだ。当時所属していた事務所は中が主宰する演劇塾「スタジオ191」のタレントマネジメント部門であった。
『ダイレンジャー』以降も、特撮番組では、1994年に『ブルースワット』、1995年に『重甲ビーファイター』、1998年には円谷プロ製作の『ウルトラマンダイナ』にゲスト出演を果たし、1999年に『救急戦隊ゴーゴーファイブ 激突!新たなる超戦士』で獣魔ハンター・ジークを、2002年の『仮面ライダー龍騎』スペシャルで初代龍騎・榊原耕一を、2008年には『トミカヒーロー レスキューフォース』で敵首領ダーエンであり初代R1・大淵隊長を演じている。特に『龍騎』はリュウレンジャーと同じ「赤い龍の戦士」であり、和田自身も当時のインタビューでそのことに触れ、「そういった意味で"初代(龍騎)"と名乗れるのは嬉しい」と発言している[7]。
現在はドラマ・オリジナルビデオ・舞台・イベントなどにて活躍、最近ではミュージカルや家庭用ゲーム、アーケードゲーム中のモーションも数多く担当し、活躍の場を広げている。レッドアクションクラブにてアクションを学んでいる。
2011年6月11日公開の映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では約17年ぶりに亮 / リュウレンジャーを演じ、さらには本編の『海賊戦隊ゴーカイジャー』第33話にて再び同役でゲスト出演した[8]。
2015年8月 宍戸マサルらと戦隊ヒーローシリーズの俳優たちで結成したグループ歌手「レジェンドヒーロー90's」を結成。
2016年「戦隊職人 五星戦隊ダイレンジャー『オーラチェンジャー&キバチェンジャー』」の発売に際して、当時のメンバーとともに新録音声で参加。
2019年、『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』にて、リュウレンジャー役で出演。
2021年11月、新✩(SHINSEI)敏いとうとハッピー&ブルー(現:新✩ハッピー&ブルー)のメンバーとしてメジャーデビュー。
趣味はオートバイ、ドライブ。特技はアクション、アクロバット[2]。
エピソード
幼少期は引っ込み思案で、国語の授業で朗読を当てられても緊張して泣き出してしまうほどであった[6]。高校時代は体操部に所属していた[6]。
父親や親戚が教員の厳格な家庭で育ち、自身も教師になるものと漠然と考えていたが、高校3年生のときに芸能界を志し、両親と対立した[6]。その後、オーディション情報誌を見て大野剣友会に応募して合格し、剣友会の担当者が両親を説得し上京するに至った[6]。
『ダイレンジャー』関連
出演は、友人の紹介で観覧した太田プロダクションの打ち上げの席で同社の部長と知り合い、期限を過ぎていたオーディションにエントリーしてもらえたという[6]。
アクションは初期以外ほぼスタントなしで演じている[2]。和田が自らリュウレンジャーのアクションを行っている回がいくつかあるが、リュウレンジャーのスーツアクター・大藤直樹よりも体格がよく、「肩と太ももがぴちぴちのリュウレンジャー」として登場する。
出演
テレビドラマ
映画
- この胸のときめきを(1988年10月8日、東映クラシックフィルム)
- シコふんじゃった(1992年1月15日、東宝)
- スーパー戦隊シリーズ(東映)
- 陽炎3(1997年3月29日、松竹)
- 餓狼の群れ(2000年10月28日、東映ビデオ) - 倉橋純一 役
- 17歳 〜君がいた夏〜 Last Letter(2001年、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映) - 瀧沢和幸 役
- 逆鱗組七人衆(2005年9月10日、さざ波) - 木村ドクター 役
- 空想科学ジュブナイル「あの空のむこう」(2006年) - 三浦正樹(大地の父) 役
- 短編映画「ファイナルスピリット〜もし君がヒーローだったら〜」(2019年9月15日、秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部にて上映)
- ヘルメットワルツ(2023年4月15日)
オリジナルビデオ
ウェブドラマ
- あ・べ・こ・べround2 ココロとカラダのSEXYラプソディ(2023年9月6日、シネポップ、シネマファスト)[10]
舞台
- 真夏の夜の夢(1989年) - ライサンダー 役
- 真夏の夜の夢(1992年) - オーベロン王&シーシアス公爵 役
- Stand by me'97(1997年) - マーク 役
- ミュージカル 蒲田行進曲2002(2002年) - 監督 役
- 英國少年園〜美しき少年達の鎮魂歌〜(2002年) - アルジャノン・メイトランド 役
- Treasure 〜真実の向こう側〜(2004年) - ジゴロ 役
- ミュージカル うちの猫がいなくなった!(2005年) - ペット探偵ジョー 役
- ラミーM5公演第15弾 誠心編 〜間〜(2006年) - 未来の"有明"刑事 役
- 磨心頑 第1回旗揚げ公演 モンスタールーム〜大人たちの放課後〜(2008年) - 立山望 役
バラエティ
テレビアニメ
ゲーム
脚注
出典
外部リンク
|
---|
第1作-第2作 | |
---|
第3作-第15作 | |
---|
第16作-第25作 | |
---|
第26作-第35作 | |
---|
第36作-第45作 | |
---|
第46作- | |
---|
臙脂色の戦士に関しては下記の「左記以外の色」の項に掲載。 追加もしくは番外戦士などは、担当出演者の前に太字で表記。 番外戦士に関しては、準レギュラーまたはゲストとして出演することがあり、準レギュラーの出演は準レ、本作品または映画、Vシネマの出演はゲストと表記。
他メンバー一覧:ブルー|イエロー|グリーン|ピンク|ブラック|ホワイト|ゴールド・シルバー|オレンジ|バイオレット|左記以外の色 |