古原 靖久(ふるはら やすひさ、1986年〈昭和61年〉8月13日[1] - )は、日本の俳優。京都府出身[1]。
母親は京都府で16歳のときに古原を産み、19歳で離婚した[2]。離婚する前から両親は夫婦喧嘩が絶えず、両親の離婚後に母親は夜職で働くが、母は何日も古原のおむつ替えをしないなどネグレクトに近い状況となった[3]。古原は就学前に東京都にある児童養護施設に入った[4]。母との面会は小学5年で途絶え、母が最後に面会してから2年が経過したときに捨てられたと気付いた[3]。
従順ではなく思ったことが顔に出やすい性格[3]から、育った施設では職員から目を付けられた上に嫌われ、古原だけが自分で洗濯をさせられていたほか、職員や先輩児童からも理不尽に怒られたり暴行を受けることが多かったと言い、親に棄てられた上に保護されるべき場所からですら虐待に等しい扱いを受けていたことを明かしている[5]。ある時は午前8時から翌午前3時まで正座させ続けられたほか、先輩からは暇つぶしに友達同士で殴り合いをさせられたり、日常的に様々な理由を付けてエアガンで撃たれたり、肉などの入居児たちに人気の食事メニューを横取りされる一方でほかの入居児が食べたがらない野菜を押し付けられたりした。小学6年生までは良い思い出がないくらいに悲惨な状況であったが、中学生になってからは立ち回りである程度カバーした。自身の退所後はいじめ文化は少しずつ改善されて最終的に消滅した[3]。
施設退所直前まで進路が未定だったため「住み込みの新聞販売店の仕事を用意してある」と職員に言われたものの固辞し、以前からスカウトされていた芸能界に進む道を選んだ[2]。
祖父の知人からの紹介により、ハーキュリーズに所属[6]。2005年、テレビドラマ『野ブタ。をプロデュース』で俳優デビュー[6]。
2008年2月から2009年2月まで放送された、スーパー戦隊シリーズ『炎神戦隊ゴーオンジャー』にて、江角走輔 / ゴーオンレッド役で初の主演を務めた。
2011年10月15日に公開された映画『電人ザボーガー』にて、主人公・大門豊の青年時代を演じた。
2021年12月31日、自身のTwitterにて、ハーキュリーズを退所し、独立したことを報告[7]。芸能活動は継続する。
臙脂色の戦士に関しては下記の「左記以外の色」の項に掲載。追加もしくは番外戦士などは、担当出演者の前に太字で表記。番外戦士に関しては、準レギュラーまたはゲストとして出演することがあり、準レギュラーの出演は準レ、本作品または映画、Vシネマの出演はゲストと表記。
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