ヨーロッパ100名城(ヨーロッパ100めいじょう)は、財団法人日本城郭協会が2010年(平成22年)12月24日に発表したヨーロッパの名城の一覧。
選定された城がある国は35か国で、最多は11城のイタリアとフランス、次いで10城のイギリスとドイツとなっている。100城中54城が世界遺産[1]の登録を受けている。
選定
選定基準
この選定におけるヨーロッパの範囲は「ウラル山脈・黒海・マルマラ海・エーゲ海以西」となっている。古代ギリシャやローマのように市街を城壁で囲って防御している城郭都市も「個別城郭と共にヨーロッパ城郭の重要な構成要素」という理由で今回の選定に含まれており、協会のリストでは城郭都市は城郭名の前に「城郭都市」と付記されている。
城を防御的構築物と定義し「日本100名城」と同様に以下の3つの基準で選定された。
- 優れた文化財・史跡
- 著名な歴史の舞台
- 時代・地域の代表
選定委員
一覧
参考画像
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トームペア城
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パパ・ヴィダ城
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フランドル伯城
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マルボルク城
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オビドス城
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バレッタ城
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ヴィリニュス城
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ドス・ムーロス城
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ヴィリニュス城
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コルヴィネシティロル城
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ヴィアンデン城
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ノヴゴロドのクレムリン
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カザンのクレムリン
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リーガ城
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ブラン城 (南側からの眺め)
脚注
- ^ 城単独だけでなく他の建造物も含めた地区一帯で登録されたものも含む
関連項目
- 各国の切手シリーズ
外部リンク