トロイ (Troy) はアイルランドで生まれ、イギリスで調教を受けた競走馬である。区切りとなる第200回エプソムダービーの優勝馬。
概要
1979年に行われた第200回エプソムダービーに優勝したほか、同年のアイリッシュダービーにも優勝、凱旋門賞は牝馬スリートロイカの3着だった。
馬主はマイケル・ソベル卿と彼の義理の息子であるアーノルド・ウェインストック卿の共有で、ソベル卿は同年のイギリス平地競馬の首位馬主に輝いている。
1980年に引退し、エリザベス2世女王のレーシングマネージャーであるポーチェスター卿により720万ポンドという当時史上最高額のシンジケートが組まれ、種牡馬となった。
種牡馬としては4シーズン目の1983年に急死したため産駒は少ないながらも、ヘレンストリート[1]、ワレンス[2]、母の父(ブルードメアサイアー)としてオース[3]、ピルサドスキー・ファインモーション兄妹などを出している。遺体はバークシャーに葬られている。
競走成績
血統表
脚注
外部リンク