ニンバス (Nimbus) はイギリスで生産され調教を受けた競走馬。競走馬引退後は種牡馬として活躍した。馬名は、ラテン語のNimbus(ニンブス。雨雲、豪雨、後光、大群、流出)に由来する。
戦績
初戦こそ3着だったものの、連対を外したのはこの1戦のみで、2戦目で初勝利をあげる。次走は2着だったものの、続くジュライステークスを制覇し、シャンペンステークスへ向かう。しかし、アバーナントの6馬身差の2着と着順以上の惨敗を喫し、2歳シーズンを終える。3歳初戦のクラシックトライアルステークスを勝利すると、2000ギニーでは2歳シーズンで敗戦を喫したアバーナントを短頭差抑えて勝利した。その後のダービーステークスも勝利し2冠馬となり、クロムウェルステークスを単走で走り現役を引退した。
年度別競走成績
※当時グループ制なし
- 1948年(5戦2勝) - ジュライステークス
- 1949年(4戦4勝) - 2000ギニー、ダービーステークスなど
種牡馬時代
日本とヨーロッパで繋養され、ヨーロッパ繋養時代はG1級競走勝ち馬も出したが、その競走成績と半弟であるグレイソヴリンの種牡馬成績を比較されると期待外れな結果であった。ブルードメアサイアーとしてはグリーングラスを出し、ある程度の成功を収めた。
代表産駒
血統表
前述の通り、半弟に名種牡馬のグレイソヴリンがいる。
出典
外部リンク