ボーイング777-200ER機
サウディア (アラビア語 : الخطوط الجوية العربية السعودية 、英語 : Saudi Arabian Airlines / Saudia )は、サウジアラビア のジェッダ を本拠地としている国営航空会社 。アラブ航空会社機構 (Arab Air Carriers Organization)の一員で、同機構の加盟会社が作っている航空連合 「アラベスク航空アライアンス 」 (Arabesk Airline Alliance)及びスカイチーム のメンバーでもある。
概要
キング・アブドゥルアズィーズ国際空港 から中東、東南アジア、アフリカ、欧州、北米への国際線を運航。創立時の名称は現在と同じサウディア だったが、現在の新塗装の導入を機に旧称のサウジアラビア航空 (Saudi Arabian Airlines )に変更した。メッカ巡礼(ハッジ )の需要があるため、大型機 を多数所有している。
航空券 の座席予約システム(CRS )は、アマデウスITグループ が運営するアマデウス を利用している。
[ 1]
日本へは貨物便のみのフライトにとどまっていた上、サウジアラビアでは外国人に対する入国制限、とりわけ観光に関しての制限が厳しいため日本では馴染みの薄い存在だった。2006年 9月6日 から大阪/関西 からマニラ 経由リヤド 行き、ジェッダ 行きをボーイング777-200型機 で就航させたものの、僅か3週間運航しただけで9月27日 以降運休となり、同年12月 にはジャパン・エアサービスの事務所が閉鎖された。運休の理由は大阪/関西-マニラ間の営業利用を国土交通省 が認可しなかったことで、採算面に不利であったためと思われる。2019年 10月27日 、エティハド航空 とのコードシェア便 で成田国際空港 と中部国際空港 に乗り入れた。
2011年 1月10日 に2012年 を目途にスカイチーム へ正式加盟することが発表。アラブの航空会社としてはロイヤルヨルダン航空 に次いで2社目の3大アライアンス加盟である。[ 2] 後の2012年5月17日 に同年5月29日 に正式加盟すると発表し同日に正式加盟を果たした。また、同時に社名(商号)と機体のタイトルをサウジアラビア航空からサウディア に再度変更した。2016年11月現在、日本人乗務員数名が在籍している。
2023年 、787ドリームライナーの導入を進められている同社の塗装で、新造機であるのにもかかわらず1980年代まで存在した旧塗装で受領した機材が存在するが、これは旧塗装に準じた新塗装となり、既存機についても順次塗り替えられる。
歴史
機体番号 HZ-ACA ボーイング720(1969年トリポリ空港にて撮影)
ダグラスDC-4ロンドン・ヒースロー空港 にて
ロンドン・ヒースロー空港 に駐機するボーイング707 (1969年撮影)
ボーイング737-200
就航路線
サウジアラビア(国内路線)
アジア
ヨーロッパ
北アメリカ
アフリカ
保有機材
当社が発注したボーイング社 製航空機の顧客番号(カスタマーコード )は68 で、型式名は747-468 、777-268 ERなどとなる。
退役機材
ギャラリー
エアバスA300-600
エアバスA320-200
エアバスA321-200
エアバスA330-300
エアバスA330-300(スカイチーム塗装)
エアバスA340-200
ボーイング707-320C
ボーイング720
ボーイング727-100
ボーイング727-200adv
ボーイング737-200adv
ボーイング747-100B
ボーイング747-200F
ボーイング747-300
ボーイング747-400
ボーイング747-400F
ボーイング747-8F
ボーイング747-SP
ボーイング757-200
ボーイング777-200ER
ボーイング777-300ER
ボーイング777-300ER(75周年記念塗装)
ボーイング777F
ボーイング787-9
エンブラエル ERJ-170
フォッカー F28
ダグラス DC-8
マクドネル・ダグラス MD-11
マクドネル・ダグラス MD-11F
マクドネル・ダグラス MD-90-30
ロッキード L-1011-200 トライスター
ロッキード L-1011-500 トライスター
出典・脚注
関連項目
航空事故
この他、ボーイング747-300型機(登録記号 : HZ-AIO)が、2001年 8月23日 にクアラルンプール国際空港 でタキシング中に正規のコースを外れ溝に転落、機首に大ダメージを受けた。[ 1]
外部リンク
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