株式会社コロナワールド(Korona World)は、同名の複合型娯楽施設、及びシネマコンプレックスのシネマワールド(Cinema World)などを運営する日本の愛知県にある会社。
概要
1926年(大正15年)に愛知県江南市にて映画館「新盛館」として創業。その後、1973年(昭和48年)に同市で「江南コロナ会館」と呼ばれる遊技場を開設。そして、1980年(昭和55年)に小牧市で映画館と遊技場を一体化した「小牧コロナ会館」を開館した。以後、パチンコ店・カラオケ場・ボウリング場・外食施設・漫画喫茶・スーパー銭湯(コロナの湯)など様々な施設を手がけ、これらの施設を集めた複合娯楽施設を「コロナワールド」名で展開している。
1989年(平成元年)に社名を「株式会社コロナ」とした後は、関連会社も含めて「コロナグループ」と称していたが[2]、2015年(平成27年)1月に現在の社名となった。
2021年9月現在、中部地方を中心に、全国9県に16店舗を展開している。
シネマワールド
独立系では日本最大のシネマコンプレックス(以下、シネコン)チェーン企業となっている。
特徴としては、週末のみならず平日においても深夜12時を過ぎての上映が設定されることや、遊戯施設の一角にシネコンが入居するという形態を取っている(日本国内において郊外に建設されるシネコンの大多数は、ショッピングセンターに併設する形態を取る)こと、出張上映の事業も行っていることなどが挙げられる。また、2013年4月には、体感型上映システムである「4DX」を日本初導入した。
店舗
店舗名に下線が引いてある店舗は単独記事あり。(それ以外のリンク先がある場合は併設施設の記事あり)
設備は以下の通り。
- カ:ヴォイスワールド(カラオケ)
- ゲ:ゲームメトロポリス(ゲームセンター)
- パ:パチンココロナ(パチンコ・スロット)
- ビ:キャッスル イン(ビジネスホテル)
- ボ:コロナキャットボウル(ボウリング場、表の数字はレーン数)
- 飲:飲食店
- 映:シネマワールド(シネマコンプレックス)
- 温:天然温泉 コロナの湯(温浴施設)
店舗名
|
所在地
|
映
|
パ
|
ボ
|
温
|
ゲ
|
カ
|
飲
|
ビ
|
その他施設/備考
|
仙台
|
宮城県仙台市宮城野区
|
|
|
○
|
○
|
○
|
|
|
○
|
フェンシングクラブ
|
小田原
|
神奈川県小田原市
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
|
○
|
|
シネマワールド(10スクリーン/1,427席、4DX導入)
|
銀座
|
東京都中央区
|
|
|
|
|
|
|
○
|
|
飲食店(鉄板焼ステーキ ほたる)のみ
|
大垣
|
岐阜県大垣市
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
|
|
|
シネマワールド(10スクリーン/1,456席、4DX導入)
|
小牧
|
愛知県小牧市
|
○
|
○
|
○
|
|
○
|
○
|
○
|
○
|
シネマワールド(10スクリーン/976席、4DX導入)
|
春日井
|
愛知県春日井市
|
|
○
|
|
|
|
|
|
|
|
江南
|
愛知県江南市
|
|
|
|
|
|
|
○
|
|
飲食店(モスバーガー江南店)のみ
|
半田
|
愛知県半田市
|
|
○
|
○
|
○
|
○
|
|
○
|
|
ドン・キホーテ
|
中川
|
愛知県名古屋市中川区
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
|
左記リンク先参照
|
豊川
|
愛知県豊川市
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
|
○
|
○
|
- シネマワールド(10スクリーン/1,352席、4DX導入)
- ヨガスタジオ
|
豊田
|
愛知県豊田市
|
|
○
|
|
|
|
|
|
|
|
安城
|
愛知県安城市
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
|
左記リンク先参照
|
金沢
|
石川県金沢市
|
○
|
○
|
○
|
|
○
|
|
|
|
- シネマワールド(10スクリーン/1,413席、4DX導入)
- ドン・キホーテ
|
小松
|
石川県小松市
|
|
|
|
|
|
|
○
|
|
飲食店(モスバーガー小松大領店)のみ
|
福井
|
福井県福井市
|
○
|
|
|
|
|
|
○
|
|
シネマワールド(10スクリーン/1,703席、ドルビーアトモス導入)
|
沼津
|
静岡県沼津市
|
|
|
○
|
|
○
|
|
|
|
|
福山
|
広島県福山市
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
|
○
|
|
- シネマワールド(10スクリーン/1,713席、4DX導入)
- キッズパーク
- ヨガスタジオ
|
小倉
|
福岡県北九州市小倉北区
|
○
|
○
|
○
|
○
|
○
|
|
○
|
|
|
かつて存在した店舗
- 青森コロナワールド (青森県青森市、ガーラタウン内)
- 映画館:8スクリーン、1434席 3D導入
- 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響による地殻変動で温泉が枯れてしまったため、地震発生後から休業し、同年7月をもって閉鎖された。なお、温泉跡地はカラオケボックスとなっている。
- 貸賃借契約の満了に伴い2021年7月25日にパチンコ青森コロナ、青森メトロポリス、カラオケスタジオスタジオコロナ青森店が閉店。2021年8月29日に青森コロナシネマワールド閉店[4]。
- その後、イオンシネマを展開するイオンエンターテイメントは、跡地にイオンシネマ新青森を2024年3月20日に出店する事を2023年12月11日に表明した[5][6]。
- 太田コロナワールド(群馬県太田市)
- 2012年3月31日をもって全館閉館。施設全体を同年4月から群馬県高崎市に本社があるパチンコチェーン「NEXUS」が引き継ぎ[7]、「太田スマイルタウン」として再オープンした。パチンコホール・温浴施設・インターネットカフェ等を自社にて運営する。
映画館:9スクリーン、1174席
- 高崎コロナワールド(群馬県高崎市)
- 泉コロナワールド(宮城県仙台市泉区)
- 東日本大震災で甚大な被害を受け、2011年3月11日以降休館した。震災の影響による地殻変動で温泉が枯れた(近隣の温泉にも同被害あり)。復旧を検討していたが本館は同年10月にそのまま閉館することを決定した。別館のパチンコ店のみ同年12月営業再開。2017年10月29日にパチンコ店も閉店し全館営業終了[8]。
映画館:10スクリーン
ボウリング場:28レーン
脚注
- ^ a b c d e “コロナワールド 会社概要”. 株式会社コロナワールド. 2024年12月25日閲覧。
- ^ “カンパニープロフィール”. コロナグループ. 2002年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月24日閲覧。
- ^ “お食事処 九州筑豊ラーメン山小屋”. コロナワールド. 2024年10月10日閲覧。
- ^ “【重要】青森コロナワールド 閉店のお知らせ | What’s New(最新情報) | 映画・パチンコ・天然温泉など複合エンターテインメント施設コロナワールド”. www.korona.co.jp. 2021年9月2日閲覧。
- ^ “青森のイオンシネマ 8スクリーンで開業”. 東奥日報 (2023年12月11日). 2023年12月12日閲覧。
- ^ 青森放送 (2024年2月15日). “イオンシネマ新青森 3月20日オープン 青森市”. 日テレNEWS NNN. 2024年2月17日閲覧。
- ^ “閉店の太田コロナワールド 来月パチンコホールに”. 群馬: MSN産経ニュース. (2012年3月27日). オリジナルの2012年3月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120328004401/http://sankei.jp.msn.com/region/news/120327/gnm12032702040000-n1.htm
- ^ “パチンコ泉コロナ 閉店のお知らせ”. コロナワールド. 2021年9月2日閲覧。
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
コロナワールドに関連するカテゴリがあります。
|
---|
AMマシン事業部 正会員 | |
---|
施設営業事業部 正会員 | |
---|
遊園施設事業部 正会員 | |
---|
AMマシン事業部 賛助会員 | |
---|
関連団体 | |
---|