キッザニア(英称:KidZania)は、1999年からメキシコ、日本、インドネシア、韓国やアラブ首長国連邦など世界中で展開されている、子供向けの職業体験型テーマパークである。Kid+z+aniaで“こどもの国”の意。
概要
就学前 - 小学生程度(キッザニア東京、キッザニア甲子園、キッザニア福岡は3歳 - 15歳)の児童を対象としており、主要な80職種について職業を模擬体験することができる。
入場料は、子供の方が大人より高く設定されている。基本的に各パビリオン内には大人は入れず、外から見学、または別室の保護者ラウンジで待機する。場所により子供に同伴できる。
施設内でしか使えない独自通貨「キッゾ」を使用する。
運営施設
世界19ヶ国に29の施設があり、毎年900万人以上の来訪者を受け入れている[1]。
- キッザニアサンタフェ
- キッザニアモンテレー
- キッザニア東京
- キッザニアジャカルタ
- キッザニア甲子園
- キッザニアリスボン
- キッザニアドバイ
- キッザニアソウル
- 8番目のキッザニア、韓国第1号施設として2010年2月オープン。ソウルの「ロッテワールド」内にある。計画発表当初は「キッズシティコリア」「キッザニアコリア」という名称だった。MBC系の株式会社MBC PlayBeが運営する。
- キッザニアクアラルンプール
- キッザニアサンティアゴ
- キッザニアクィクィルコ
- 11番目のキッザニア、メキシコ第3号施設として2012年6月オープン。メキシコシティ南部クィクィルコにある。
- キッザニアバンコク
- キッザニアムンバイ
- 13番目のキッザニア、インド第1号施設として2013年4月オープン。当初は「キッザニアインディア」という名称だった。
- キッザニアクウェート
- キッザニアカイロ
- キッザニアイスタンブール
- キッザニアジェッダ
- キッザニアサンパウロ
- キッザニアロンドン
- キッザニアマニラ
- キッザニアモスクワ
- 21番目のキッザニア、ロシア第1号施設として2016年1月オープン。モスクワ北西部、ヨーロッパ最大級のショッピングモール「アヴィアパーク」内にある。
- キッザニア釜山
- キッザニアシンガポール
- キッザニアデリー
- キッザニアグアダラハラ
- キッザニアコスタリカ
- キッザニアドーハ
- キッザニアアブダビ
- 28番目のキッザニア、アラブ首長国連邦第2号施設として2019年6月オープン。
- キッザニアヨハネスブルク
- キッザニアダラス
- キッザニアスラバヤ
- キッザニア福岡
- キッザニアハノイ
世界で今後オープン予定のキッザニア
- キッザニア名古屋
名古屋市の再開発地区「みなとアクルス」内、ららぽーと名古屋みなとアクルス西側に整備予定[3]。2020年度開業予定であったが、建設費の高騰を受けて延期となっている[4]。
- キッザニアリヤド
サウジアラビア第2号施設。
- キッザニアシカゴ
アメリカ第2号施設。
- キッザニアパリ
フランス第1号施設。
- キッザニアニューヨーク
アメリカ第3号施設。
- キッザニアトロント
カナダ第1号施設。
- キッザニアギーザ
エジプト第2号施設。
- キッザニアアンマン
ヨルダン第1号施設。
- キッザニア台北
台湾第1号施設。
- キッザニア香港
香港第1号施設。
運営会社
メキシコ法人
メキシコにおいて、キッザニアの運営・管理を行っているのは、ATM社である。
- 本社所在地:メキシコシティ
- 設立:1996年
- 代表者:ハビエル・ロペス(代表取締役社長兼CEO)
日本法人
日本において、キッザニアの運営・管理を行っているのは、KCJ GROUP株式会社(旧社名 株式会社キッズシティージャパン)である。
- 本社所在地:東京都中央区佃1-11-8
- 設立:2004年9月
- 創立者:住谷栄之資(名誉会長)
- 代表者:圓谷道成(代表取締役社長)
2018年10月10日 - KDDI株式会社がKCJグループの発行済み株式の過半を取得し子会社化した。
脚注
関連項目
外部リンク