SRIインターナショナル (SRI International)は、世界で最も大きな研究機関 のひとつである。1946年 、スタンフォード大学 により、スタンフォード研究所 (Stanford Research Institute)の名で地域 の経済発展 を支援する目的で設置されたものである。
1970年に完全に大学から独立し、アメリカ合衆国の非営利組織として独自の法人となった。1975年 に SRIインターナショナルへと改称。科学技術の発見・応用を通して、知識・経済・繁栄・平和へ貢献することを目的としている[ 1] 。政府機関、企業、私立財団などの顧客から研究開発 を請け負っている。テクノロジーのライセンス提供[ 2] 、戦略的提携、スピンオフ企業の創業[ 3] なども行っている。
スタンフォード大学からそう遠くないカリフォルニア州 のメンローパーク 市に本拠地を持つ。1998年から、物理学者カーティス・カールソン (英語版 ) が所長 (CEO) を務めた[ 4] 。2014年9月からはWilliam JeffreyがCEOを務めている[ 5] 。2012年の年間収入は約5億8500万ドルで、従業員は2,200名である[ 1] 。
主な研究分野は、生命医学、化学物質と材料、情報処理、地球および宇宙、経済、教育と学習、エネルギーと環境技術 、セキュリティと国防、センサーなどである[ 6] 。千件以上の特許 を所有している[ 7] 。
歴史
設立
1920年代、スタンフォード大学 教授 Robert E. Swain がアメリカ合衆国西部 に研究所を創設することを提案。当時同大学の理事だったハーバート・フーヴァー も研究所設立を早くから提案していたが、大統領になったためその件からは身を引いた。1930年代には世界恐慌 、1940年代には第二次世界大戦 があったため、研究設立の件はなかなか進まなかったが[ 8] 、3度の別々の研究所設立の試みの末、1946年に創設されることになった。
1945年8月、まずロッキード 社の Maurice Nelles 、Morlan A. Visel、Ernest L. Black がロサンゼルスに "Pacific Research Foundation" を立ち上げ、研究所設立に動き出した[ 9] 。次に当時イリノイ工科大学 学長だった Henry T. Heald が西海岸での研究所設立に動き出した。1945年にアメリカ西海岸での研究所創設を勧める報告書を書き、スタンフォード大学とも密接に連携して設立資金50万ドルを集めようとした[ 10] 。3つ目の動きはスタンフォード大学工学部長だったフレデリック・ターマン によるものである。ターマンはHealdに続いて提案を行ったが、その内容は委託研究よりも学部と学生の研究を中心に据えたものだった[ 10] 。
スタンフォード大学の理事会は投票を行い、1946年に研究機関を創設することを決めた。その際に大学の憲章との整合をとり、スタンフォード大学の学生のためというよりも、科学知識の発展と公益のために設立されるものとした[ 10] 。同大学の理事がスタンフォード研究所の所長に就任し、研究所を解散する場合は、その資産が大学に戻されるものとした[ 11] 。
化学者 William F. Talbot が初代所長に就任[ 11] 。スタンフォード大学学長 Donald Tresidder はTalbotに対し、大学の関心事と相反するような研究を避けるよう命令。特に政治的圧力を惹きつける様な連邦政府との契約を避けるよう命じた[ 11] 。しかしなかなか委託契約を結べず、スタンフォード大学の学部からの支援もなかったため、6カ月後には海軍研究局 (英語版 ) との委託研究契約を結び、学長の命令に背くことになった[ 12] 。この問題や学長が事細かに研究所の経営に口をだしてきたこともあり、Talbotは何度も辞表を提出し、最終的にはそれが受け入れられた[ 13] 。後任には Armour Research Foundation を指揮したことのある Jesse Hobson が就任したが、委託研究契約はまだまだ足りなかった[ 14] 。
草創期
National Air Pollution Symposium (1949) でロサンゼルスの大気汚染について発表するSRIの Paul Magill
最初の研究プロジェクトは、グアユール (英語版 ) という植物が天然ゴム の原料になるかどうかの研究だった[ 15] 。第二次世界大戦 中、アメリカでもゴムは輸入品であり、品不足から厳密な配給制となったことがある[ 15] 。1942年から1946年まで、アメリカ合衆国農務省 (USDA) は国産の原料から天然ゴムを作る研究を支援していた。戦争が終わると議会はこのプログラムの予算をカットしたが、海軍研究局がSRIでのプロジェクト続行の資金を提供し、研究に携わっていた農務省職員らもSRIで研究を続け、1947年には再び農務省から予算がつくようになった[ 15] 。
SRI初の経済学的研究は、アメリカ空軍の委託によるものだった。1947年、空軍はアメリカの航空機産業の成長性の評価を求めた。SRIは緊急時に増産させようとしても、かなり時間がかかるだろうと予測した[ 16] 。1948年、SRI は石油会社シェブロン からの委託で石鹸 のためのヘット とヤシ油 の人工代替品の研究開発を開始した。SRI は有望な代替人工物質として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム の一種、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを見い出し、後にP&G はこれを家庭用洗剤 に使用して大成功を収めた[ 17] 。
SRIは大気汚染 と下層大気中のオゾン 形成についての先駆的研究を行った[ 18] 。1949年11月、パサデナ にて開催された First National Air Pollution Symposium を主催している[ 18] 。専門家らが大気汚染の研究成果を発表し、アイデアや技法を交換しあい、この分野への興味を刺激した。このイベントにはアメリカ各地から科学者、実業家、市民のリーダーら400名が参加した[ 18] 。SRIはその後も同様のイベントを共催した[ 19] 。
磁気インク文字認識 を使って小切手を処理するERMA システムは、SRIの初期の開発の1つである。
1950年代初期、ディズニー兄弟(ウォルト・ディズニー とロイ・O・ディズニー )はカリフォルニア州 バーバンク に建設予定だったディズニーランド と呼ばれるアミューズメントパークに関して SRI に助言を求めた[ 20] 。SRI は建設地の妥当性、来園者パターン、経済的実現可能性についての情報を提供した。また、もっと大きな土地のあるアナハイム の場合についても詳細な報告書を作成した。その後もオンサイトで支援を続け、拡張の際にも助言を行った[ 20] [ 21] 。1955年には、総合文化施設(1971年の完成時にはジョン・F・ケネディ・センター と命名されることになる)の建設地選定を委任され、設計についても助言した[ 22] 。
1952年 、テクニカラー 社は手作業だったフィルム複写を電気光学的に自動化するための研究開発について SRI と契約を結んだ[ 23] 。この技術は映画産業 に多大な影響をもたらし、1959年 、SRI とテクニカラーはその業績を認められ映画芸術科学アカデミー のアカデミー科学技術賞 を受賞した[ 24] 。1954年 、サザンパシフィック鉄道 は貨物運搬中の貨物へのダメージを減らすための研究を SRI に依頼した。これにより William K. MacCurdy がHydra-Cushion 技術を開発し、今日でも標準的に使われている[ 25] [ 26] 。
1950年代、SRIはバンク・オブ・アメリカ と共同で MICR(磁気インク文字認識 )を研究し、小切手 処理の自動化システムERMA (Electronic Recording Machine, Accounting ) を開発した。このプロジェクトを指揮したのがSRIの計算機科学者 Jerre Noe である[ 27] 。アメリカでは2011年現在も自動小切手処理にERMAが使われている[ 28] [ 29] [ 30] 。
発展期
世界初のマウス の試作品。エンゲルバートのスケッチを元にビル・イングリッシュ が設計した[ 31] 。
ダグラス・エンゲルバート は、On-Line System の設計開発を行った。彼は SRI 内にオーグメンテイション研究センター (ARC) を設立し、そこで様々なマンマシンインタフェースを開発した(後の1977年、ARCはティムシェア社 (英語版 ) に売却されている[ 32] )。例えば、ビットマップ・ディスプレイ 、グループウェア 、ハイパーテキスト 、マウス などを含む先駆的なグラフィカルユーザインタフェース などである[ 33] 。その後への影響という意味で、エンゲルバートは SRI 出身者の中でも最も有名である。2000年にはアメリカ国家技術賞 を受賞した[ 34] 。
1964年 、ビル・イングリッシュ はエンゲルバートの設計に基づいて世界初のマウスの試作品を製作した[ 35] [ 36] 。SRIではまた、インクジェットプリンター (1961年)や光ディスク による記録方式(1968年)も開発された[ 37] 。1960年代、RCA研究所で液晶ディスプレイ (LCD) が開発されたが、同研究所は1968年に Sarnoff Corporation となり、SRIの傘下になった。なお、Sarnoffは2011年にSRIに統合・吸収された[ 38] 。
1960年代初め、ヒューイット・クレーン らが磁気コアメモリ を発展させた世界で唯一の完全磁気デジタルコンピュータを開発した[ 39] 。この技術のライセンスを取得したAMP は、ニューヨーク市地下鉄 と操車場の交通管制用コンピュータにそれを利用した[ 40] 。
1966年 、SRI の人工知能センターは自身の行動を認識して動くロボット 「シェーキー 」を開発した[ 41] 。このロボットには、TVカメラ、三角測量 式レンジファインダー 、凹凸センサー などが装備されていた。シェーキーにはソフトウェアによる認識能力、世界のモデル化、行動能力が備わっていた。プロジェクトは1972年に終了している[ 42] 。SRIの人工知能センターは2011年に45周年を迎えた。
Don Cone が開発したパケット無線バン。世界初の3地点を結んだインターネットワーキング 転送実験の際のサイトの1つとなった。
1969年 10月29日 、世界初のコンピュータネットワークARPANET がカリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA)のレナード・クラインロック の研究室と SRI のダグラス・エンゲルバート の研究室の間を結んで稼動を開始した。両サイトの Interface Message Processor は世界初のインターネット・バックボーン となった[ 43] [ 44] [ 45] 。翌年、エンゲルバートの研究室はBBN で開発されたTENEX システムをBBN以外で初めてインストールした。さらにSRIとUCLAの他にカリフォルニア大学サンタバーバラ校 とユタ大学 が最初の4ノードを構成することになり、1969年 12月5日 、4ノード全部が相互接続されている。1970年代、SRI はパケット通信ラジオ (現在の無線ネットワークの先駆け)[ 46] 、OTHレーダー [ 47] [ 48] 、Deafnet [ 49] [ 50] 、真空微細電子工学、レーザー光凝固術(眼病の治療法の一種)、ソフトウェアによるフォールトトレラント などの研究開発を行った。
最初の真のインターネット 転送は1977年11月22日、3つのネットワークを接続して行われた。SRIを起点としてARPANET をパケット無線バンと接続し、また衛星通信でロンドン を経由してロサンゼルスの南カリフォルニア大学と接続。ARPANTとパケット無線と衛星通信という3種類のネットワークを相互接続した[ 51] 。2007年コンピュータ歴史博物館 にて、このデモンストレーションの30周年を祝い、1977年に実験に参加した人々も出席した[ 52] 。SRIではその後、エリザベス・J・フェインラー の指揮の下でネットワークインフォメーションセンター (NIC) を運営することになった[ 53] 。
分離独立と多様化
1970年 、スタンフォード研究所はスタンフォード大学から分離独立。この分離はベトナム戦争 で高まった反戦運動により、同研究所での米国国防高等研究計画局 (DARPA) 出資による研究が軍への協力ではないかとの批判への反応でもあった。さらに1975年にはスタンフォード研究所からSRIインターナショナルへと名称を変更した[ 54] [ 55] [ 56] 。
カリフォルニア州メンローパーク、ラーヴェンスアベニューのSRIインターナショナルの中心施設群
1972年 、SRIの物理学者 Harold E. Puthoff と Russell Targ は生命プロセスにおける量子力学 に関する研究を提案し、その後超能力 現象の研究を行った[ 57] [ 58] 。この結果として1980年代中ごろまでCIA の資金による透視 技術の開発(スターゲイト・プロジェクト )が行われたが、特に成果もなく研究は終了した[ 59] [ 60] [ 61] 。
社会科学者 Arnold Mitchell は1970年代末、アメリカにおける価値観やライフスタイルの変化を説明する VLAS (Values, Attitudes and Lifestyles) というサイコグラフィック 技法を生み出した[ 62] 。VALSは1978年にSRIの成果として正式に発表され、Advertising Age 誌は「1980年代の市場調査法のブレークスルーの上位10位に入る成果」と評した[ 63] 。
1980年代、SRI はザイロン 繊維[ 64] 、ステルス 技術、超音波 画像処理の改善[ 24] 、2次元レーザー蛍光相関分光法 [ 65] 、順序ソート代数 など様々な研究開発を行った。コンピュータ関係では、マルチメディア電子メールシステム、コンピュータセキュリティにおける非干渉 (英語版 ) の理論、マルチレベルセキュリティ (英語版 ) (MLS) を採用した関係データベース Seaview[ 65] 、LaTeX [ 66] 、オープン・エージェント・アーキテクチャ (英語版 ) (OAA)、ネットワーク侵入検知システム 、宣言型プログラミング 言語 Maude system 、モバイルアドホックネットワーク を形成するP2P 無線技術PacketHop[ 67] などを開発した。なお、ネットワーク侵入検知システムの研究から特許侵害訴訟 SRI International, Inc. v. Internet Security Systems, Inc. が起きている[ 68] 。
1986年、SRI.comが ".com " ドメインで8番目に登録されたドメイン名となった[ 69] 。人工知能センターでは1980年代末から1990年代初めにかけて手続き推論システム (英語版 ) (PRS) を開発。PRSはBDI (英語版 ) ベースの知的エージェント という分野を生み出した[ 70] 。1990年代には、アメリカ合衆国郵便公社 向けに郵便区分機 を開発している[ 71] 。
軍事技術関連では1990年代以降、合成開口レーダー 、アメリカ陸軍の統制 システムINCONとREDDE[ 72] [ 73] 、対人および車両追跡システム IGRS (integrated GPS radio system) などを開発している。また戦闘訓練用にGPS と高速無線通信とデジタル地形図ディスプレイを応用した DFIRST (Deployable Force-on-Force Instrumented Range System) を開発した[ 74] 。他にも、アメリカ国立科学財団 の依頼で開発中の移動可能な大気研究施設 AMISR (advanced modular incoherent scatter radar)[ 75] 、未知の環境の探査への応用を意図した群ロボット Centibots といった研究がある[ 76] [ 77] [ 78] [ 79] 。
医学と薬学の分野では、ドライパウダー吸入薬 (英語版 ) [ 80] 、眼の治療に使われるレーザー光凝固 (英語版 ) [ 81] 、遠隔手術 (英語版 ) 、実験的抗がん剤 Tirapazamine 、環境にやさしい酸化剤アンモニウムジニトラミド 、人工筋肉 、坑マラリア薬 Halofantrine などを開発した[ 24] [ 82] 。
1990年代、ワールプール・コーポレーション からの委託でオーブンの現代的なセルフクリーニング機能を開発した[ 83] 。
2000年以降
SRIの研究者は、金星 の夜側で酸素原子の発する大気光 を初めて観測し、金星の大気組成への新たな洞察を提供した[ 84] [ 85] 。また教育分野では、アメリカで増えつつあるチャーター・スクール について初の全国的評価を行った。世界ゴルフ財団 (英語版 ) からの依頼で、アメリカのゴルフ 産業の将来予測をまとめ、長期的成長監視のためのフレームワークを提供した[ 86] [ 87] 。2000年4月、新技術とサービスのマーケティング・コンサルタント会社 Atomic Tangerine を創業している[ 88] 。
DARPAからの資金による研究としては、音声認識 と機械翻訳 システムの開発があり[ 89] 、DARPAの Global Autonomous Language Exploitation (GALE) プログラムでも主要な役割を果たしている。SRIの開発した音声認識技術 DynaSpeak は VoxTec Phraselator という携帯型翻訳機に応用されており、米兵が海外で現地人と会話する際に利用されている[ 91] 。また、イラク駐留の際には英語とアラビア語イラク方言 の会話を双方向で翻訳する IraqComm という翻訳機が使われた[ 92] 。
2000年代には、バイオインフォマティクス や新薬発見向けに人工知能技術を応用した Pathway Tools というソフトウェアを開発した[ 93] 。これを使って BioCyc database collection を生成し、染色体 内の遺伝子や生化学プロセスなどの視覚化に応用されている[ 94] 。
SRIインターナショナル本部にある建物の1つ
2006年、SRIはアメリカ国立アレルギー・感染症研究所 から5690万ドルの契約を勝ち取り、トリインフルエンザ 、SARS 、ウエストナイル熱 、肝炎 の坑感染症薬を開発するための抗体を提供する研究を行うことになった[ 95] 。同じく2006年、フロリダ州 セントピーターズバーグ に海運や港湾の保安などを主な対象とした海洋工学の研究施設を新たに建設することにした。南フロリダ大学 の海洋工学センターと共同運営である[ 96] [ 97] [ 98] 。
2007年12月、Siri, Inc. をスピンオフさせた[ 99] 。2010年4月にアップルが同社を取得した[ 100] 。2011年10月、アップルは iPhone 4S に Siri のソフトウェアを組み込むことを発表[ 101] 。Siri の技術はDARPA が資金提供したSRIのCALO という人工知能プロジェクトから生まれたもので、SRIによれば史上最大の人工知能プロジェクトだという[ 102] 。
2011年5月、2011年10月1日から2016年9月30日までのアレシボ天文台 の運営を4200万ドルで請け負った[ 103] 。
詳細
SRIの収入内訳[ 104] アメリカ国防総省 (67%)
国防総省以外の連邦機関 (23%)
アメリカの企業 (5%)
州と自治体 (3%)
海外 (3%)
財団 (1%)
従業員数と財政状態
2012年現在の従業員数は約2,500人である[ 1] 。2011年の総収入はおよそ5億8500万ドルだった[ 1] 。2010年の収入の67%はアメリカ国防総省 からで、残りはアメリカ国立衛生研究所 (10%)、アメリカ国内の企業 (5%)、その他のアメリカ政府機関 (5%)、アメリカ国立科学財団 (4%)、アメリカ合衆国教育省 (3%)、州および地方自治体 (3%)、海外の顧客 (3%)、財団 (1%) と続いている[ 104] 。
2012年5月時点で、1000を越える特許を有している[ 7] 。
施設
SRIの本社はシリコンバレー の一部とされるカリフォルニア州 メンローパーク にあり、その敷地は63エーカー (0.25km3 ) である。そこにあるオフィスと研究施設の延べ床面積は120,000m2 である[ 105] 。他、全米各地および米国外にも研究所や連絡事務所を持っている[ 106] 。日本支社は1961年開設[ 107] 。Sarnoff Corporation は1988年からSRIの完全子会社だったが、2011年1月にSRI本体に統合された[ 108] 。ニュージャージー州 プリンストン の拠点では SRI International Sarnoff というブランド名を使用している。プリンストンのキャンパスは254エーカー (1.028km3 )で、延べ床面積は56,000m2 である。合計するとSRIのオフィスと研究施設の延べ床面積は210,000m2 である[ 105] 。
2023年4月、1970年に設立されたXerox の研究施設であったパロアルト研究所 がXeroxよりSRIへ寄贈されると発表[ 109] 。
部門
SRIインターナショナルには研究分野ごとの以下の部門がある[ 110] 。
バイオサイエンス部門
教育部門
工学研究開発部門
情報システム部門
情報および計算機科学部門
自然科学部門
製品およびサービス部門
著名なスタッフと出身者
ウィリアム・A・ジェフリー (英語版 )
ダグラス・エンゲルバート
SRIの運営責任者は、スタンフォード大学から独立する前は所長、独立後は社長およびCEOと呼ばれている。歴代の所長または社長は以下の通り。
SRIには当初から取締役会 があり、組織の運営を行っている。2013年現在の取締役会には、ヴァーン・クラーク 、カーティス・カールソンらがいる[ 118] 。
SRIの オーグメンテイション研究センター には以下のような研究者が所属していた。
また、人工知能センターにはシェーキー 開発に関わった多くの研究者がいた[ 124] 。
その後も次のような研究者が人工知能センターで研究している。
コンピュータ関連が主流となる以前にもSRIには著名な研究者がいた。
スピンオフ企業
インテュイティヴ・サージカル の手術ロボットシステム Da Vinci
SRIは元従業員に資金提供する形で数多くのベンチャー起業を支援してきた[ 3] [ 137] 。
脚注
^ a b c d e f “About Us ”. SRI International. 2012年9月23日 閲覧。
^ “for License Products + Solutions: Technologies for License ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ a b “SRI Ventures ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ SRI Management , SRI International. access date 2010/4/13
^ a b “William Jeffrey - CEO ” (英語). SRI International . 2021年7月9日 閲覧。
^ “SRI International ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ a b “Issued U.S. Patents as of May 1, 2012 ”. SRI International (2012年5月1日). 2012年7月1日 閲覧。
^ Nielson 2006 , p. 1-1
^ Nielson 2006 , p. B-1
^ a b c Nielson 2006 , p. B-2
^ a b c Nielson 2006 , p. B-3
^ Nielson 2006 , p. B-4
^ Gibson 1980 , pp. 111–112
^ a b Lowen, Rebecca (July/August 1997). “Exploiting a Wonderful Opportunity” . Stanford Magazine (Stanford Alumni Association). http://alumni.stanford.edu/get/page/magazine/article/?article_id=42971 2012年9月23日 閲覧。
^ a b c Gibson 1980 , pp. 98–99
^ Gibson 1980 , p. 108
^ “Tide ”. SRI International. 2006年11月30日時点のオリジナル よりアーカイブ。2012年7月1日 閲覧。
^ a b c Nielson 2006 , pp. 9-18–9-21
^ Gibson 1986 , pp. 48, 55, 149, 168, 181
^ a b Nielson 2006 , pp. 14-17–14-20
^ a b “Timeline of Innovations: SRI's Role in Creating Disneyland ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ “Timeline of SRI International Innovations: 1940s - 1950s ”. SRI International. 2006年11月29日時点のオリジナル よりアーカイブ。2012年7月1日 閲覧。
^ McLaughlin 2008 , p. 39
^ a b c McLaughlin 2008 , p. 40
^ a b Nielson 2006 , pp. 6-1–6-3
^ “Railroad Hydracushion ”. SRI International. 2006年11月30日時点のオリジナル よりアーカイブ。2012年4月8日 閲覧。
^ Nielson 2006 , p. 2-8
^ Nielson 2006 , p. 2-1
^ “Timeline of Innovations: Electronic Recording Machine, Accounting ”. SRI International. 2012年7月15日 閲覧。
^ “Magnetic Ink Character Recognition Line Law & Legal Definition ”. USLegal. 2011年11月12日 閲覧。
^ Edwards, Benj (2008年12月9日). “The computer mouse turns 40” . Macworld. http://www.macworld.com/article/137400/2008/12/mouse40.html 2009年4月16日 閲覧。
^ ハワード・ラインゴールド 著、栗田昭平 監訳、青木真美 訳『思考のための道具 異端の天才たちはコンピュータに何を求めたか?』パーソナルメディア株式会社 、1988年8月10日、279頁。ISBN 4-89362-035-5 。
^ “Douglas C. Engelbart ”. Hall of Fellows . Computer History Museum . 2012年6月17日 閲覧。
^ “Douglas Engelbart, Foresight Advisor, Is Awarded National Medal of Technology”. Foresight Update (Foresight Institute) 43 . (2000年12月30日)
^ “How the mouse got its name” . BBC News . (2008年12月8日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/technology/7772399.stm 2011年11月12日 閲覧。
^ Bridge 2008 , pp. 76–77
^ McLaughlin 2008 , p. 37
^ “Milestones: Liquid Crystal Display, 1968 ”. IEEE Global History Network . IEEE. 2012年4月15日 閲覧。
^ “All-Magnetic Logic ”. SRI International. 2011年7月20日時点のオリジナル よりアーカイブ。2011年11月12日 閲覧。
^ a b Markoff, John (2008年6月21日). “Hewitt D. Crane, 81, Early Computer Engineer, Is Dead” . The New York Times . https://www.nytimes.com/2008/06/21/us/21crane.html 2012年4月1日 閲覧。
^ “Shakey ”. The New York Times . Stanford Research Institute (2010-06-16 (1969)). 2013年1月27日 閲覧。 “In 1966, the Stanford Research Institute created the first mobile robot that could reason about its surroundings.”
^ “Shakey ”. SRI International. 2012年7月17日 閲覧。
^ Wileen Wong Kromhout UCLA, birthplace of the Internet, celebrates 40th anniversary of network's creation , UCLA Newsroom, October 15, 2009.
^ Sutton, Chris (2004年9月14日). “Internet Began 35 Years Ago at UCLA with First Message Ever Sent Between Two Computers ”. UCLA. 2011年11月12日 閲覧。
^ Bridge 2008 , pp. 79–83
^ “Packet-Switching Applique for Tactical VHF Radios” . Crisis Communications: The Promise and Reality (IEEE MILCOM 1987). (1987-10-19). http://ieeexplore.ieee.org:80/xpl/login.jsp?reload=true&tp=&arnumber=4795249&url=http%3A%2F%2Fieeexplore.ieee.org%2Fiel5%2F4795133%2F4795220%2F04795249.pdf%3Farnumber%3D4795249 .
^ “Over-the-Horizon Radar ”. SRI International. 2011年7月20日時点のオリジナル よりアーカイブ。2012年5月6日 閲覧。
^ Thomason, Joseph F. (2005年4月14日). “Development of Over-the-Horizon Radar in the United States ”. United States Naval Research Laboratory. 2012年7月1日 閲覧。
^ “SRI Technology: Deafnet ”. SRI International. 2011年7月16日時点のオリジナル よりアーカイブ。2012年5月6日 閲覧。
^ “Deafnet ”. CNET (2010年10月26日). 2012年5月6日 閲覧。
^ Ogg, Erica (2007年11月8日). “'Internet van' helped drive evolution of the Web” . CNET . http://news.cnet.com/Internet-van-helped-drive-evolution-of-the-Web/2100-1033_3-6217511.html 2011年11月12日 閲覧。
^ “Timeline of innovations: Internetworking: The First Three-Network Transmission ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ “Elizabeth J. Feinler ”. SRI Alumni Hall of Fame (2000年). 2012年11月18日 閲覧。
^ McLaughlin 2008 , p. 38
^ “Underground Newspapers on Microfilm: Peninsula Observer ”. Herb Caen Magazines and Newspapers Center . San Francisco Public Library (2010年6月5日). 2011年4月18日 閲覧。
^ Leslie, Stuart W. (1994-04-15). “Chapter 9. The Days of Reckoning: March 4 and April 3” . The Cold War and American Science: The Military-Industrial-Academic Complex at MIT and Stanford . New York : Columbia University Press. ISBN 0231079591 . http://dynamics.org/SWOPSI/WEB/les09.ed.html
^ Targ R, Puthoff H (1974-10-18). “Information transmission under conditions of sensory shielding”. Nature 251 (5476): 602–7. doi :10.1038/251602a0 . PMID 4423858 .
^ Puthoff & Targ (March 1976). “A perceptual channel for information transfer over kilometer distances: Historical perspective and recent research” . Proceedings of the IEEE 64 (3): 329–354. http://ieeexplore.ieee.org:80/xpl/freeabs_all.jsp?reload=true&arnumber=1454382 .
^ Scott C (1982-07-29, 1982). “No "remote viewing"”. Nature 298 (5873): 414. doi :10.1038/298414c0 .
^ Marks D, Scott C (1986-02-06). “Remote viewing exposed”. Nature 319 (6053): 444. doi :10.1038/319444a0 . PMID 3945330 .
^ Time magazine, 11 December 1995, p.45, The Vision Thing by Douglas Waller, Washington
^ “About VALS: The VALS Story ”. Strategic Business Insights. 2012年4月15日 閲覧。
^ “Vals ”. Sric-Bi. 2011年11月12日 閲覧。
^ Nielson 2006 , pp. 11-7–11-10
^ a b “The SeaView Security Model” . IEEE Transactions on Software Engineering (IEEE Computer Society ) 16 (6). (June 1990). http://faculty.nps.edu/dedennin/publications/SeaViewSecurityModel-IEEE.pdf .
^ Lamport, Leslie (1986). LaTeX: A Document Preparation System . Reading, Massachusetts. ISBN 0-201-15790-X . http://research.microsoft.com/en-us/um/people/lamport/pubs/pubs.html#latex 2008年8月1日 閲覧。
^ “PacketHop ”. SRI International. 2013年1月28日 閲覧。
^ “SRI International of Menlo Park Wins Patent Battle Over Enterprise Network Intrusion Detection Technology” . Intellectual Property Today . (2008年10月24日). http://www.iptoday.com/news-article.asp?id=2961&type=ip 2012年4月15日 閲覧。
^ “100 oldest .com domains ”. iWhois.com. 2012年7月15日 閲覧。
^ Myers, Karen L. “PRS-CL: A Procedural Reasoning System ”. SRI International. 2012年7月15日 閲覧。
^ “SRI Technology At Core of New U.S. Postal Service Letter Sorting System”. (1997年9月3日)
^ “INCON ”. United States Patent and Trademark Office . 2012年9月23日 閲覧。
^ “Technology Heritage ”. PacketHop . SRI International. 2012年7月15日 閲覧。
^ “Deployable Force-on-Force Instrumented Range System ”. SRI International. 2012年4月15日 閲覧。
^ “Advanced Modular Incoherent Scatter Radar ”. SRI International. 2012年7月15日 閲覧。
^ “Centibots: The 100 Robots Project ”. Artificial Intelligence Center. 2012年7月15日 閲覧。
^ “Centibots: The 100 Robots Project ”. University of Washington Computer Science & Engineering: Robotics and State Estimation Lab. 2012年7月15日 閲覧。
^ Ackerman, Elise (2004年1月15日). “Centibot army drills for action for the military” . The Baltimore Sun . http://articles.baltimoresun.com/2004-01-15/entertainment/0401150016_1_robots-sri-international-computer-scientist 2012年7月15日 閲覧。
^ Delio, Michelle (2003年8月4日). “LinuxWorld Opens Hunting Season” . Wired . http://www.wired.com/science/discoveries/news/2003/08/59873?currentPage=all 2012年7月15日 閲覧。
^ “SRI International Licenses Drug Formulation Process to Dura Pharmaceuticals”. SRI International. (1997年7月1日)
^ US 3703176 , Arthur Vassiliadis & Norman A. Peppers, "Slit Lamp Photocoagulator", issued Nov 2, 1972, assigned to SRI International and Stanford University
^ Nielson 2006 , pp. 10-3–10-5
^ Nielson 2006 , p. 11-1
^ "SRI International Makes First Observation of Atomic Oxygen Emission in the Night Airglow of Venus" (Press release). SRI International. 18 January 2001. 2011年7月20日時点のオリジナル よりアーカイブ。2012年5月6日閲覧 。
^ “Discovery of the Atomic Oxygen Green Line in the Venus Night Airglow” . Science . (2001年1月19日). http://www.sciencemag.org/content/291/5503/463.abstract 2012年5月6日 閲覧。
^ “Golf 20/20 Overview ”. World Golf Foundation. 2012年5月6日 閲覧。
^ "U.S. Golf Economy Measures $62 Billion, Says New Report By SRI International for the World Golf Foundation's Golf 20/20 Initiative" (Press release). SRI International. 14 November 2002.
^ “SRI International Launches Spin-Off Company AtomicTangerine, The First Venture Consulting Firm to Target E-business”. SRI International. (2000年4月19日)
^ Bridge 2008 , p. 99
^ Mieszkowski, Katharine (2003年4月7日). “How do you say "regime change" in Arabic?” . Salon. pp. 2. http://www.salon.com/2003/04/07/phraselator/ 2012年7月1日 閲覧。
^ Piquepaille, Roland (2006年6月4日). “IraqComm computer cracks language barriers” . ZDNet . http://www.zdnet.com/blog/emergingtech/iraqcomm-computer-cracks-language-barriers/257 2012年4月15日 閲覧。
^ “Pathway Tools Information Site ”. SRI International. 2012年7月15日 閲覧。
^ “BioCyc ”. SRI International. 2012年7月15日 閲覧。
^ Lauerman, John (2006年11月7日). “SRI Wins U.S. Contract to Develop Drugs for Bird Flu” . Bloomberg . http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aY2JW61kPxuM 2012年4月15日 閲覧。
^ "SRI International Selects St. Petersburg, Florida for New Marine Technology R&D Facility" (Press release). SRI International. 30 November 2006.
^ "City Breaks Ground on SRI International's St. Petersburg Facility" (Press release). SRI International. 30 October 2008. 2012年7月1日閲覧 。
^ “SRI Opens New Research Facility at the Port of St. Petersburg” . Florida Technology Journal . (2010年1月11日). http://www.floridatechnologyjournal.com/sections/tampa-bay/98-news/273-sri-opens-new-research-facility-at-the-port-of-st-petersburg 2012年5月6日 閲覧。
^ Lardinois, Frederic (2008年10月13日). “Semantic Stealth Startup Siri Raises $8.5 Million ”. Readwriteweb.com. 2011年10月5日 閲覧。
^ Hay, Timothy (2010年4月28日). “Apple Moves Deeper Into Voice-Activated Search With Siri Buy” . Wall Street Journal . http://blogs.wsj.com/venturecapital/2010/04/28/apple-moves-deeper-into-voice-activated-search-with-siri-buy/ 2011年11月12日 閲覧。
^ “Apple's Siri voice assistant based on extensive research” . CNN . (2011年10月4日). https://edition.cnn.com/2011/10/04/tech/mobile/iphone-siri/ 2011年11月12日 閲覧。
^ "Siri Launches Virtual Personal Assistant for iPhone 3GS" (Press release). SRI International. 5 February 2010. 2012年7月1日閲覧 。
^ "SRI International Selected by the National Science Foundation to Manage Arecibo Observatory" (Press release). SRI International. 2 June 2011. 2012年7月1日閲覧 。
^ a b “SRI Overview ”. SRI International (April 2011). 2012年7月1日 閲覧。
^ a b “Specialized Facilities ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ “Map of Locations ”. SRI International. 2013年1月28日 閲覧。
^ SRI インターナショナル日本支社
^ "SRI International Completes Integration of Sarnoff Corporation" (Press release). SRI International. 1 January 2011. 2002年7月1日閲覧 。
^ “あの「パロアルト研究所」がXeroxのもとを離れる MacやPCなど現代コンピュータの“聖地” ”. ITmedia NEWS . 2023年5月30日 閲覧。
^ “Our Organization ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ “Alumni Hall of Fame: Previous Years: J. E. Hobson ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ “E. Finley Carter ”. IEEE Global History Network . IEEE . 2012年4月1日 閲覧。
^ “Charles Anderson” . San Francisco Chronicle . (2009年4月21日). http://www.legacy.com/obituaries/sfgate/obituary.aspx?page=lifestory&pid=126422651 2012年7月1日 閲覧。
^ “Faculty Profiles: William F. Miller ”. Stanford Graduate School of Business. 2012年9月23日 閲覧。
^ "Dean Emeritus of Stevens Institute of Technology Dr. James J. Tietjen Joins SynQuest Board" (Press release). The Free Library by Farlex. 30 November 2000. 2012年4月1日閲覧 。
^ “Dr. William P. "Bill" Sommers” . San Francisco Chronicle . (2007年1月10日). http://www.legacy.com/obituaries/sfgate/obituary.aspx?n=william-p-sommers-bill&pid=85926320 2012年7月1日 閲覧。
^ “Our People: Curtis R. Carlson ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ “Our People: Board of Directors ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ “The Demo ”. Science and Technology in the Making: MouseSite . Stanford University . 2012年4月1日 閲覧。
^ “Bill English ”. Computer History Museum . 2012年4月1日 閲覧。
^ “Alumni Hall of Fame 2006: Johns Frederick (Jeff) Rulifson ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ “Alumni Hall of Fame 2000: Elizabeth J. Feinler ”. SRI International (2000年). 2012年7月1日 閲覧。
^ “David Maynard ”. MobyGames. 2012年4月1日 閲覧。
^ a b Nilsson, Nils J. (2010). The Quest for Artificial Intelligence: A History of Ideas and Achievements . Stanford University . http://ai.stanford.edu/~nilsson/QAI/qai.pdf
^ Buchanan, Wyatt (2002年12月20日). “Charles Rosen -- expert on robots, co-founder of winery” . San Francisco Chronicle . http://www.sfgate.com/bayarea/article/Charles-Rosen-expert-on-robots-co-founder-of-2710439.php 2012年7月1日 閲覧。
^ “AI's Hall of Fame” . IEEE Intelligent Systems (IEEE Computer Society ) 26 (4): 5–15. (2011). doi :10.1109/MIS.2011.64 . http://www.computer.org/cms/Computer.org/ComputingNow/homepage/2011/0811/rW_IS_AIsHallofFame.pdf .
^ a b “Alumni Hall of Fame 2008: Peter E. Hart ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
^ Fikes, Richard E (April 1971). “Monitored Execution of Robot Plans Produced by STRIPS ”. SRI International. 2012年4月1日 閲覧。
^ “Dr. Richard J. Waldinger ”. Artificial Intelligence Center. 2012年4月1日 閲覧。
^ Spicer, Dag (2004年11月19日). “Oral History of Gary Hendrix ” (PDF). Computer History Museum. 2012年4月1日 閲覧。
^ McLaughlin 2008 , p. 100
^ “International Joint Conferences on Artificial Intelligence Honors SRI's Raymond Perrault with Donald E. Walker Distinguished Service Award” . SRI International. (2011年7月18日). http://www.sri.com/newsroom/press-releases/international-joint-conferences-artificial-intelligence-honors-sris-raymond- 2012年7月1日 閲覧。
^ Boran, Marie (2011年11月16日). “iRobot” . The Irish Times . http://www.irishtimes.com/newspaper/bang/2011/1116/1224307627049.html 2012年4月1日 閲覧。
^ Bliss, James C. (June 1966). “Contributors ”. IEEE Transactions on Human Factors in Electronics. June-11-2010 閲覧。
^ “Robert H. Weitbrecht” . Deaf Scientist Corner (Texas Women's University). http://www.twu.edu/dsc/weibrechti.htm 2012年3月25日 閲覧。
^ Hevesi, Dennis (2009年8月22日). “James Marsters, Deaf Inventor, Dies at 85” . The New York Times . https://www.nytimes.com/2009/08/23/us/23marsters.html 2012年3月25日 閲覧。
^ a b c d Nielson 2006 , p. F1-F4
^ Lang, Harry G (2000). A phone of our own: the deaf insurrection against Ma Bell . Washington, D.C.: Gallaudet University Press. ISBN 1-56368-090-4 . https://books.google.co.jp/books?id=4bgvh1lTQwcC&pg=PA96&lpg=PA96&dq=Weitbrecht+Communications+stanford+SRI&source=bl&ots=Tex_0CmL44&sig=rTHaQ3pfNOeQoPoPvnR95fba8Xo&hl=en&sa=X&ei=0W_3TrWXMMGLsAKJ9sSdAQ&redir_esc=y#v=onepage&q=Weitbrecht%20Communications%20stanford%20SRI&f=false
^ “Ventures: Biotech/Medical ”. SRI International. 2012年7月1日 閲覧。
参考文献
Nielson, Donald (2006). A Heritage of Innovation: SRI's First Half Century . Menlo Park, California : SRI International. ISBN 978-0-9745208-1-0
Gibson, Weldon B. (1980). SRI: The Founding Years . Los Altos, California: Stanford Research Institute. ISBN 0-913232-80-7
Gibson, Weldon B. (1986). SRI: The Take-Off Days . Los Altos, California: Stanford Research Institute. ISBN 0-86576-103-5
Winslow, Ward; John R. McLaughlin, Leigh A. Weimers, Wardell V. Winslow (2008). Silicon Valley: 110 Year Renaissance . Palo Alto, California : Santa Clara Valley Historical Association. ISBN 0-9649217-4-X
DARPA: 50 Years of Bridging The Gap . DARPA . (2008). http://www.darpa.mil/About/History/First_50_Years.aspx#DARPA:%2050%20Years%20of%20Bridging%20the%20Gap
関連文献
歴史
その他
外部リンク
座標 : 北緯37度27分24秒 西経122度10分31秒 / 北緯37.456601度 西経122.175307度 / 37.456601; -122.175307