『RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2024 "NOMADOFNOWHERE"』(リョー ニシキド ライブ ツアー 2024 ノマドオブナウヒアー[1][2])は、2024年2月17日から同年4月13日にかけて開催された錦戸亮のライブツアー[3][1][2]。『錦戸亮 LIVE TOUR 2024 "NOMADOFNOWHERE"』(にしきどりょう ライブ ツアー 2024 ノマドオブナウヒアー)のタイトルで、2025年1月29日にNOMAD RECORDSから6枚目のライブBlu-ray/DVDとして発売予定[4]。
概要
ライブツアー
- 本ツアーは、2024年2月17日から4月13日[注 1]にかけて全国10か所14公演で開催されたホールツアーである[3][1][2]。
- 前回のツアー『RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 "Untitled"』から約3か月振り、ソロ名義では7度目となるライブツアーである[6]。
- 本ツアーの開催は、前述の『Untitled』ツアーの初日公演にて発表された[7][8][9][10][11]。
- 本ツアーでは、ソロデビュー5周年を目前に控えたツアーでもあるため、関ジャニ∞時代のソロ・ユニット曲やグループ曲から、独立後当初の楽曲や本ツアーで初披露となる新曲まで、錦戸のこれまでのキャリアを総括するような幅広い選曲の全20曲が披露された[3][1][2]。
- 本ツアーのタイトルにある「NOMADOFNOWHERE」という単語は、「GODISNOWHERE」というアメリカの教会の横にある看板が由来である[6]。
- 錦戸いわく、あえてスペースを入れないことで、「GOD IS NOWHERE(神はどこにもいない)」なのか「GOD IS NOW HERE(神は今ここにいる)」なのか、どこで区切るかで両極端の違う意味の熟語になるということが好きだったため、本ツアーでも使用したという[6]。
- なお、このタイトルの付け方は「いつか使えたら」と以前から考えていたという[6]。
- 本ツアーでは初めて、自身のファンクラブ「NFC」のプレミアム会員先行限定の権利「アップグレードチケット」制度が導入された[12]。
- この制度は、公演チケットの当選者のみが申し込みできる権利であり、追加料金を支払うことにより、1階席の前から10列目程度[注 2]の座席位置を保証するものである[12]。
- また、当日の特典として1枚のチケットにつき「おまけ」が1つプレゼントされた[12]。
映像作品
- 前作『錦戸亮 LIVE TOUR 2022 "Nocturnal"』から約1年3か月ぶりのリリース。
- 本作は特別仕様Untitledp盤、初回限定盤、通常盤(各Blu-ray/DVD)の6形態で発売。
- 本作には、2024年4月13日の東京・LINE CUBE SHIBUYA公演の模様を収録[4]。
- 特別仕様Untitled盤・初回限定盤には特典Blu-ray/DVDを付属。
- 特別仕様Untitled盤・通常盤には特典CDを付属。
- 特別仕様Untitled盤には、『RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 "Untitled" ライブアルバムCD』として、前述のツアー『Untitled』の収録公演のライブ音源を収録[4]。
- 通常盤には、『RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2024 "NOMADOFNOWHERE" ライブアルバムCD』として、本作の収録公演のライブ音源を収録[4]。
各形態概要
ツアーの経緯
2023年
2024年
- 1月26日、本ツアーの追加公演および千秋楽公演として、同年4月13日の東京・LINE CUBE SHIBUYA公演の開催が発表された[5]。さらに、『HMV&BOOKS online』にて、本ツアーのライブグッズの事前販売が開始された[16][17]。
- 2月15日、本ツアーのライブグッズのラインナップが公開された[18]。
- 4月13日、本ツアーの千秋楽である東京・LINE CUBE SHIBUYA公演が開催され、「生前葬」と称した次のライブツアー『錦戸亮 A-LIVE "歌葬"』の開催を発表した[19][3][1][2]。
- 11月3日、本ツアーが6thライブBlu-ray/DVD『錦戸亮 LIVE TOUR 2024 "NOMADOFNOWHERE"』として発売されることが発表された[4]。
- 11月18日、本作の予約受付が開始され、ローソン・HMVとのコラボキャンペーンとしてオフィシャルストア特典付き商品が発売されることが発表された[20][21]。
- 11月28日、本作の特設サイトが開設され、トレイラー映像やオフィシャルストアおよび各販売店での購入者特典の詳細が公開された[13]。
- 12月5日、本作のトレイラー映像やオフィシャルストアおよび各販売店での購入者特典のイメージ画像が公開された[14]。
2025年
- 1月29日、本ツアーのライブ映像やドキュメンタリームービー、MC集、ライブCD、前ツアー『Untitled』の模様などを収録したライブ映像作品を、6thライブBlu-ray/DVD『錦戸亮 LIVE TOUR 2024 "NOMADOFNOWHERE"』として発売予定[4]。
公演日程
販売形態
- 発売日:2025年1月29日
- 特別仕様Untitled盤(NOMAD-041:3Blu-ray+CD)
- 特典CD:『RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 "Untitled" ライブアルバムCD』封入。
- フォトブック封入。
- 特別仕様Untitled盤(NOMAD-042:3DVD+CD)
- 特典CD:『RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 "Untitled" ライブアルバムCD』封入。
- フォトブック封入。
- 初回限定盤(NOMAD-043:2Blu-ray)
- 初回限定盤(NOMAD-044:2DVD)
- 通常盤(NOMAD-045:Blu-ray+CD)
- 特典CD:『RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2024 "NOMADOFNOWHERE" ライブアルバムCD』封入。
- 通常盤(NOMAD-046:DVD+CD)
- 特典CD:『RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2024 "NOMADOFNOWHERE" ライブアルバムCD』封入。
収録内容
本編映像(セットリスト)
- Silence
- ツキノハナシ
- オールドスクール
- アイスクリーム
- キッチン
- ロードムービー
- アンブレラ
- Shabby
- Good time
- スケアクロウ
〈MC〉
- 懐メロ
- コノ世界ニサヨウナラ
- 罰ゲーム
- ラストノート
- バナナジュース
- Tokyoholic
- I'm an Osakan
- ノマド
〈アンコール〉
- I don't understand
- オモイデドロボー
特典映像
特別仕様Untitled盤(特典映像)
Blu-ray / DVD(Disc 3)# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 |
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1. | 「"Untitled" Documentary Movie」 | | |
2. | 「"Untitled" 全公演MC Collection」 | | |
3. | 「"Untitled" ツアー最終日ダイジェスト映像」 | | |
初回限定盤
Blu-ray / DVD(Disc 2)# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 |
---|
1. | 「"NOMADOFNOWHERE" Documentary Movie」 | | |
2. | 「"NOMADOFNOWHERE" 全公演MC Collection」 | | |
3. | 「"NOMADOFNOWHERE" ツアー初日ダイジェスト映像」 | | |
特典CD
特別仕様Untitled盤(特典CD)
- RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 "Untitled" ライブアルバムCD
通常盤
- RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2024 "NOMADOFNOWHERE" ライブアルバムCD
演出
以前は、「アルバムを聴いて、曲を知っている状態でライブに来るのが良い」と思っていたが、仮にツアーの途中でアルバムをリリース場合、「アルバムを聴かずにライブで初めて聴く」または「アルバムを聴いた状態でライブを観に行く」という選択ができるため、「初聴きがライブでも良くないか?」とも考えられるようになったという[6]。目の前で、生音で最初に聴くことも贅沢である一方、「観客が初聴きで一言一句言葉や意味が分かるように自身が歌うことは難しい」とも考えており、新曲に関しては、「歌詞が分かったほうが良いだろう」と、歌詞を映像の一環として流したという[6]。
本ツアーは、フジテレビ系木曜劇場『Re:リベンジ-欲望の果てに-』の撮影と並行してツアーを行っていたため、千秋楽である2024年4月13日の東京・LINE CUBE SHIBUYA公演などでは、ドラマの撮影を終えてから会場入りしたという[3][1][2]。
本ツアーでは、関ジャニ∞(当時)時代に安田章大とのユニット曲および共作曲「アイスクリーム」が独立後およびソロバージョンとして初披露された[3][1][2]。発売当時のツアーで安田と披露した時と同様にハンドマイクでの歌唱となった[3]。なお、本ツアーではライブグッズとしてアイスクリーム型のペンライトも販売しており[18]、客席のアイスクリーム型のペンライトがカラフルに輝き、楽曲のポップな世界を彩る演出となっていた[3]。
千秋楽公演である2024年4月13日の東京・LINE CUBE SHIBUYA公演のライブ中盤のMCでは、前述の「アイスクリーム」を共作した同ユニットの相方である安田が、当日の会場であるLINE CUBE SHIBUYAと同じ渋谷区にあるPARCO劇場で同日に主演舞台『あのよこのよ』を上演している[23]ことから、安田から公演前に「亮もがんばってね」というメッセージをもらったことを明かした[3][1][2]。
本ツアーのMCでは、各会場で当日にファンから募集した質問や悩み相談を箱からランダムにピックアップして錦戸が応えるコーナーを実施した[3][1][2]。
中盤では、本ツアーで初披露となる新曲「懐メロ」が披露された[3][1][2]。同曲は1990年代の邦ロック仕立てのメロディに、一般的な曲の構成をそのまま歌詞に乗せた、いわゆる「メタな作り」の楽曲となっている[1][2]。
関ジャニ∞時代に横山裕とのユニット曲だった「バナナジュース」では、前回のツアー『RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 "Untitled"』と同様に錦戸がサックスの演奏を披露した[3][1][2]。
関ジャニ∞時代に制作したグループの楽曲「Tokyoholic」と前回のツアー『Untitled』で初披露となった「I'm an Osakan」では、それぞれの楽曲にちなみ、スクリーンに東京と大阪の街並みが映し出され、サウンドと映像の対比が楽しめる演出となっていた[3]。
アンコールで披露された「I don't understand」は、当初は弾き語りバージョンで披露していたが、途中で錦戸が歌詞を間違えてしまうハプニングが起こったため、錦戸はギターを持たずに即興でバンドメンバーに演奏を頼み、バンドバージョンで改めて披露された[3][1][2]。
グッズ
※出典[18][24][25]を参照。
グッズタイトル
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価格
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ツアーTシャツ(M・L)
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各3,600円
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OSAKAN Tシャツ(M・L)
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各3,600円
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ロングスリーブTシャツ
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4,800円
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フーディー(M・L・XL)
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各6,500円
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フェイスタオル
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2,300円
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キャップ
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3,500円
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ガジェットポーチ
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2,000円
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トートバッグ(A・B)
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各2,900円
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ランチトートバッグ
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4,400円
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パーティーサングラス
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1,200円
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ペンライト
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3,900円
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クリアファイル
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900円
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フォトセット(#018・#019)
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各600円
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バッグチャーム(黒・白)
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各1,500円
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ラバーバンド(各日程限定色)
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各600円
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チャーム(各日程限定色)
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各800円
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サイリウム
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600円
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錦戸くじ(ランダム、第一弾・第二弾)
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各500円
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アイスTシャツ(M・L)[注 5]
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各3,600円
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錦戸バッジ(ランダム、全5種)[注 5]
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各700円
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錦戸マスク[注 5]
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1,500円
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フォトセット(#020・#021)[注 5]
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各600円
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フリークシール[注 6]
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800円
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各日程限定グッズ
『ラバーバンド』と『チャーム』は、公演日程ごとの限定色を販売[18][27][28][29]。
2024年1月26日より開始された『HMV&BOOKS online』での事前販売では、会場販売には無い通販限定色が販売された[16]。
HMV&BOOKS onlineでの販売
本ツアーのライブグッズの通信販売は、自身のオフィシャルストアからではなく、『HMV&BOOKS online』にて販売された[17]。
- 1月26日、本ツアーのライブグッズの事前販売が開始された[16][17]。
- 3月5日、本ツアーのライブグッズのうち、計10点の追加アイテムの販売が開始された[30]。
- 3月15日、『トートバッグA』と『ランチトート』の再受注販売が開始された[31]。
- 3月20日、一部売り切れ商品の販売が再開された[31]。
- 3月27日、『アイスTシャツ(M・L)』の受注販売が開始された[32]。
- 4月16日、一部商品の追加販売が開始された[33]。
『HMV&BOOKS online』での販売(全て2024年)
販売開始日
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グッズタイトル
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1月26日
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ツアーTシャツ(M・L)
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フェイスタオル
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チャーム(通販限定色)
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ラバーバンド(通販限定色)
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3月5日
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OSAKAN Tシャツ(M・L)
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ロングスリーブTシャツ
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キャップ
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トートバッグ(A・B)
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ランチトートバッグ
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パーティーサングラス
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ペンライト
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クリアファイル
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フォトセット(#018・#019)
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サイリウム
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3月27日
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アイスTシャツ(M・L)
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グッズ制作
前回のツアー『Untitled』で4thアルバムの制作と本ツアーの開催の発表をしたが、本ツアーの具体的な企画よりも先にツアーグッズを先に作り始めたという[6]。これは、「ホラーっぽいグッズが作れたら可愛いだろうな」というところからアルバム制作やツアーの準備が始まった2022年のライブツアー『RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2022 "Nocturnal"』の時と同じ手法だという[6][注 7]。
錦戸は「これ、いるかなぁ、まぁギリ買わんかな」という自分が家に置いておきたくなるような「可愛くてくだらないグッズ」を作りたいと考えており、錦戸いわくそういった「ちょっとくだらないもの」は家に置くと楽しいため、錦戸自身もそういったものを買ってしまうという[6]。
脚注
注釈
- ^ 千秋楽である4月13日の東京・LINE CUBE SHIBUYA公演は追加公演[5]。
- ^ 会場構造により10列目以降の座席番号の席を含む場合もある[12]。
- ^ オフィシャルストア特典付きの専用カートでの購入のみ。
- ^ 追加公演[5]。
- ^ a b c d 大阪・オリックス劇場公演(2024年3月23日)以降の追加ラインナップ[24]。
- ^ 神奈川・神戸国際会館公演(2024年3月30日)以降の追加ラインナップ[25]。
- ^ しかし、本ツアーのタイトルと並行して制作していた4thアルバムのタイトルは別になるかもしれないとツアー開幕前のインタビューで語っていた[6]。なお、ツアー開幕までにアルバムの制作が間に合わなかったため、ツアータイトルとアルバムタイトルが同一かは2024年11月現在不明。
出典
外部リンク
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映画 |
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舞台 | |
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シングル |
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アルバム | |
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関連項目 | |
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