XS2E / OSE
飛行するXOSE-1 44316号機(1946年12月28日撮影)
OSE(EDO OSE )は、EDO社が開発し、アメリカ海軍が採用した単座水上観測機。
EDO社が初めて製作した航空機。観測・対潜哨戒・捜索救難などの多用途任務に使うためにアメリカ海軍が発注したが、採用するも配備しなかった。
EDO・エアクラフト社は、水上機のフロートを製造するために設立された企業だが、1946年に初の自社製機である機体をEDO OSEという計画のもと設計し、海軍の名称に沿ったXOSE-1という名の試作機を2機製作した。この機体は1946年に初飛行を行った。
XOSE-1は、名称をそのままにアメリカ海軍から発注が行われた。試験により採用が決まり、量産型の機体としてOSE-1が8機製造されたが、実際に前線で運用されなかった。この8機のうち1機がXTE-1として複座の練習機へ改造されたが、量産型のTE-2は製造前にキャンセルされた。
XOSE-1は、翼端に固定式の補助フロートと中央に主フロート、片持ち式低翼配置の主翼を持つ単座単葉水上機であった。艦上に収納する場合に主翼は折り畳まれた。本機は観測/対潜哨戒を含む様々な多様な任務向けに設計されていた。珍しい点としては、主翼下のハードポイントに「救難用カプセル」(rescue cell)を懸架するように設計されていたことで、このカプセルには航空救難任務時に使用すると1名を収容することができた。
(XOSE-1)
RU-38(英語版)
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