『From TV animation ONE PIECE グランドバトル!』は、2001年3月15日にバンダイから発売された、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』のアニメ作品を原作としたプレイステーション用ゲームソフト。
テレビアニメおよびその原作となった『ONE PIECE』を題材にした初の対戦アクションゲーム。『From TV animation』のタイトルが示す通り厳密には原作漫画版ではなく、東映アニメーションが権利を持つテレビアニメ版をゲーム化した作品である[1]。
各キャラクターはデフォルメタッチの2頭身3Dポリゴンで表現されており、ギミック満載のステージでCOMや友達と対戦できる。
出荷数は次回作『ONE PIECE グランドバトル!2』同様50万以上を記録し、PlayStation Awardsのゴールドプライズ賞を受賞している[2]。
主題歌はアニメ版の初代オープニングテーマ「ウィーアー!」が使用されている。
攻撃は一つのボタンのみで、十字キーとの組み合わせや連打することで連続攻撃が可能となる。
各キャラには最大3種類の必殺技が用意されており、HPが減るほど高いレベルの必殺技を使うことができる。必殺技トリガーを押すと、キャラが光りその間にそれぞれのコマンドを入力すると必殺技始動アクションが始まり、ヒットすると必殺技が発動する。始動アクションには以下のタイプが存在する。
プレイ開始当初、イベントバトルでは麦わらの一味の5人、グラントバトルでは10人が使用可能。イベントバトルでの各クリア条件を満たすと隠しキャラが出現する。各パラメータはお宝モードで見ることができる。
各ステージにあるBOX、タル・木箱・宝箱のいずれかを壊すとアイテムが出現する。アイテムとBOXは持ち運んで相手に投げつけることもできる。
ゴールドロジャーの処刑台を除くステージには海があり、落ちるとダメージを受ける(アーロンは除く)。悪魔の実の能力者は受けるダメージが大きい。
次作『グランドバトル2』にも登場するが、デザインは異なっている。