『FTVニュース』(エフティーブイニュース)は、福島テレビのローカルニュース番組。
2015年3月30日以降は、『FTVニュース』のタイトルでは放送されていない。
1963年4月の開局当初は、資本の関係から『福島民報ニュース』・『民友ニュース』・『FTVニュース』の3つのタイトルでローカルニュースを夕方と夜に2回放送していた[1]。このうち『福島民報ニュース』は月曜・水曜・金曜、『民友ニュース』は火曜・木曜・土曜を担当していた[1]。1971年に福島民友新聞が所有していたFTVの株を福島中央テレビ(FCT)へ交換し福島民友新聞が撤退[2][3]、1971年8月にタイトルを『FTVニュース』に統一した[1]。
1977年4月からは23:00 - 23:15の時間帯でも放送された。本来『JNNニュースデスク』をJNN系列協定の関係でネット受けしなければならなかったが、23:00の分であるに関してはフジテレビ(FNS)とのクロスネット編成の関係でネット受けせずに自主制作ニュースを放送した。1983年3月31日のJNN脱退と同時に終了し、1983年4月1日からは『FNNニュースレポート23:00』(土日は『FNNニュースレポート23:30』)のネット受けに切り替わった。なお、クロスネット当時はスポーツニュースもJNN協定の関係で本来であれば『JNNスポーツデスク』をネットしなければならなかったが、左記の関係でこれもネットせず、『スポーツ・ワイドショー・プロ野球ニュース』を開始当初から生放送していた。
かつて、昼の『産経テレニュースFNN』のタイトル差し替えの際には、『FNN FTVニュース』のタイトルで放送していた。
2018年3月を以って、フジテレビの『THE NEWSα Pick』が終了し、FTVもそれに合わせて終了。これにより、開局以来続いたFTVの夜のスポットニュースが終了。2018年4月より当番組の時間は月曜と日曜はフジテレビの20時台の番組をフルネットし、それ以外の曜日はフジテレビの20時台の番組を20:54で飛び降りし日替わりのミニ番組および天気予報を放送している。
かつてスポンサーが付いている場合には、提供クレジット表示時に「(スポンサー名)の提供で(または『<スポンサー名>が』)お伝えします(しました)」とアナウンスしていたが、2018年3月の夜のスポットニュース終了後は日曜昼のニュース(『FNNプライムニュース デイズ』)のみの使用のみとなり、2019年4月の社屋移転に伴う主調整室(マスター室)の更新を機に全廃した。
2000年まではヤンマーディーゼル(現在のヤンマー)が20:54枠のスポンサーに付いていた。タイトルの映像には「ヤン坊」「マー坊」(他局(県内では福島放送)で放送されていた『ヤン坊マー坊天気予報』のキャラクター)のアニメーションを使用していた。ヤンマーディーゼルは、1963年の開局当初は火曜・木曜の20:56の『JNNフラッシュニュース』のローカルスポンサーだった。
ヤンマーと隔日交代(月曜日 - 土曜日)で、地元百貨店のうすい百貨店(郡山市)や地酒メーカーの栄川酒造・花春酒造(いずれも会津若松市)などもスポンサーとなっており、うすい百貨店の提供分はタイトル映像に「うすいの歌」を使用したアニメCMを一部編集して流用していた。