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Eyes (渡辺美里のアルバム)

『eyes』
渡辺美里スタジオ・アルバム
リリース
録音 SEDIC
一口坂スタジオ
CBS・ソニー信濃町スタジオ
CBS・ソニー六本木スタジオ
sunrise studio
STUDIO SOMEWHERE
KRS studio
ジャンル
時間
レーベル EPIC・ソニー
Epic Records(30th Anniversary Edition)
プロデュース 小坂洋二
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン
  • 1986年度年間22位(オリコン)
  • 2016年週間41位(オリコン, 30th Anniversary Edition)
渡辺美里 アルバム 年表
-




オーディナリー・ライフ
(2015年)
eyes
(1985年)



eyes -30th Anniversary Edition-
(2015年)
Lovin' you
(1986年)



Lovin' you -30th Anniversary Edition-
(2016年)
EANコード
『eyes』収録のシングル
  1. GROWIN' UP
    リリース: 1985年8月25日
  2. 死んでるみたいに生きたくない
    リリース: 1985年12月5日
テンプレートを表示

eyes』(アイズ)は、1985年10月2日にリリースされた渡辺美里の1枚目のオリジナル・アルバム。発売元はEPIC・ソニー

背景

当時同じレコード会社に所属しており、共にTM NETWORKのメンバーとして活動中だった小室哲哉木根尚登や、大江千里岡村靖幸ら若手の作家陣を迎えたアルバム。また当時渡辺と同じ事務所の先輩だった白井貴子が楽曲提供している。

同年5月にリリースされたデビューシングル「I'm Free」(ケニー・ロギンスカバー曲)及びカップリング曲の「タフな気持で (Don't Cry)」(エイジアの「Don't Cry」のカバー曲)は、長年収録されていない状態が続いていたが、2015年に発売された同アルバム30周年記念盤のボーナストラックにおいて収録された。

2015年12月16日にはデビュー30周年記念として『eyes -30th Anniversary Edition-』が発売された[1]

音楽性

5曲目の「悲しいボーイフレンド」は、2009年公開の映画『悲しいボーイフレンド』のモチーフとして使用された。

10曲目の「きみに会えて」は、この曲が発表された当時を時代設定として製作された映画『世界の中心で、愛をさけぶ』にて、挿入歌として印象的な場面で使用されている。また、作曲を担当した小室がアルバム『Hit Factory』にてセルフカバーしている。

ディスクジャケット

表面は前髪をハサミで切られようとする不機嫌そうな表情をした渡辺の姿、裏面はサングラスを着用して上機嫌に笑顔を見せる渡辺の姿が掲載されている。

ジャケットの撮影を担当した大川直人は、渡辺がスタジオでヘアメイク中に髪を整えている姿が印象的だったといい、実際に前髪を切って撮影した[2]。大川は2022年に行われた『FRIDAY』の取材で、一番印象に残っているとコメントしている[2]

収録曲

CD
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「SOMEWHERE(Instrumental)」 小室哲哉小室哲哉
2.GROWIN' UP神沢礼江岡村靖幸後藤次利
3.「すべて君のため」神沢礼江岡村靖幸後藤次利
4.「18才のライブ」竹花いち子亀井登志夫大村憲司
5.「悲しいボーイフレンド」大江千里大江千里後藤次利
6.「eyes」戸沢暢美木根尚登西本明
7.死んでるみたいに生きたくない戸沢暢美小室哲哉後藤次利
8.「追いかけてRAINBOW」渡辺美里白井貴子後藤次利
9.「Lazy Crazy Blueberry Pie」神沢礼江岡村靖幸岡村靖幸
10.「きみに会えて」神沢礼江小室哲哉清水信之
11.「Bye Bye Yesterday」渡辺美里岡村靖幸清水信之
合計時間:

「eyes -30th Anniversary Edition-」ボーナス・トラック収録曲

CD
#タイトル作詞作曲編曲時間
12.I'm FreeDean Pitchford
Kenny Loggins
日本語詞:康珍化
Dean Pitchford
Kenny Loggins
中村哲
13.「タフな気持で (Don't Cry)」John Wetton
Geoff Downes
日本語詞:只野菜摘
John Wetton
Geoff Downes
中村哲
14.「ルージュの色よりもっと」神沢礼江亀井登志夫大村憲司
合計時間:

30th Anniversary Edition

背景

デビュー30周年を迎えたのを記念し同時に本アルバムも発売から30年を迎えた事を記念して発売された本作は、当時アルバム未収録となっていたデビューシングル「I'm Free」及びカップリング曲の「タフな気持で (Don't Cry)」、セカンドシングル「GROWIN' UP」のカップリング曲「ルージュの色よりもっと」の3曲が初収録された。

本作を引っ提げ、デビューアルバム『eyes』をレコードと同じように完全再現する『名盤ライブ「eyes」』と題した一夜限りのスペシャル・プレミアムライブが2016年3月12日と3月20日にZepp Tokyoにて開催された。また同会場にてライブに参加した来場者には限定としてドキュメンタリーBOOK・DVDが貰えるようになっている[3]

リリース

2015年12月16日、エピックレコードジャパンより発売され、アナログが同梱した完全生産限定盤及び、初回プレス限定盤のみ紙ジャケット仕様の通常盤の2形態で発売された[4]。なお、その他の詳細などに関しては下記の形態を参照。

ハイレゾ音源配信サイトではCDよりも高音質なロスレス音源の配信が行われている。

形態

<完全生産限定盤>【CD+LP】ESCL-30020 /ESCL-30021 6,500円(税込)
  • アナログ盤付き2枚組
  • New York Sterling Soundのテッド・ジェンセンによるリマスタリング音源
  • 未公開写真のアザーカットを使用した豪華LPサイズWジャケット仕様
  • アルバム前にリリースしたシングル表題曲及び、カップリングを収録
  • 高品質 Blu-spec CD2仕様
  • 音楽評論家田家秀樹による、約5,000文字にわたるスペシャルライナーノーツを掲載
<通常盤>【CD】ESCL-30022 3,000円(税込)
  • New York Sterling Soundのテッド・ジェンセンによるリマスタリング音源
  • 未公開写真のアザーカットを使用した初回仕様限定紙ジャケット仕様
  • アルバムの前にリリースしたシングル表題曲及び、カップリングを収録
  • 高品質 Blu-spec CD2仕様
  • 音楽評論家の田家秀樹による、約5,000文字にわたるスペシャルライナーノーツを掲載

クレジット

参加ミュージシャン

スタッフ

  • Produced : 小坂洋二
  • Vocals co-Produced : 伊東俊郎
  • Directed : 山口三平, 早川隆, 大本和典
  • Recorded, Mixed : 伊東俊郎, 森本信 (#10,11)
  • Recorded : 渡辺茂実, 大森政人
  • Assisted : 伊藤康宏, 坂東 "ushiwakamaru" 宏治
  • artist promoted : 小谷和巳, 石栗一浩
  • art direction, Design : 植田敬治
  • Photography : 大川直人

[6]

リリース履歴

No. 日付 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
1 1985年10月2日 EPIC・ソニー LP
CT
CD
28・3H-180
28・6H-150
32・8H-44
4位
2 1991年7月1日 Epic/Sony Records CD ESCB-1160
3 1992年12月12日 MD ESYB-7029
4 2010年8月25日 Epic Records Blu-spec CD ESCL-20040 CD-BOXMisato Watanabe 25th Anniversary Album Box-Wonderful Moments 25th-
(完全生産限定盤)収録。紙ジャケット、リマスタリング仕様
5 2015年12月16日 Blu-spec CD2、LP
Blu-spec CD2
ESCL-30020〜1
ESCL-30022
30th Anniversary Edition、上段は完全生産限定盤、下段は通常盤

脚注

注釈

  1. ^ 『eyes -30th Anniversary Edition-』のボーナス・トラックを除く。

出典

  1. ^ 渡辺美里 デビュー30周年記念企画『eyes -30th Anniversary Edition-』12/16(水) 発売決定!(オフィシャルサイトより)”. エピックレコードジャパン. 2015年10月7日閲覧。
  2. ^ a b 「'80~'90年代 誰もが熱狂した「大物ミュージシャンの肖像」」『FRIDAY 2022年7月8日号』、講談社、2022年6月、53頁。 
  3. ^ 「名盤ライブ『eyes』」開催のお知らせ(オフィシャルサイトより)”. エピックレコードジャパン. 2016年1月21日閲覧。
  4. ^ 12/16発売『eyes -30th Anniversary Edition-』ついに完成。(オフィシャルサイトより)”. エピックレコードジャパン. 2015年12月7日閲覧。
  5. ^ 2010年8月25日発売のBlu-spec CD版のみでバックコーラスとして参加(ノンクレジット)。
  6. ^ CDに封入している歌詞カード

外部リンク

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