C15TA装甲トラック
|
性能諸元 |
---|
全長 |
4.75m |
---|
全幅 |
2.34m |
---|
全高 |
2.31m |
---|
重量 |
4.5t |
---|
懸架方式 |
四輪駆動 板バネ式 |
---|
速度 |
65km/h |
---|
装甲 |
14 - 6mm |
---|
エンジン |
GMC 6気筒ガソリン 100hp |
---|
乗員 |
2名+8名輸送可能 |
---|
テンプレートを表示 |
C15TA装甲トラックは、第二次世界大戦中にカナダで生産された装輪装甲車である。
概要
C15TA装甲トラックは、アメリカ軍が使用したM3 スカウトカーの開発コンセプトに属し、ゼネラルモーターズ・カナダで開発された。この車両はシボレーのC15 CMPトラックの車体を利用している。1943年から1945年の間にオンタリオのオシャワで3,961両が生産された。車体の装甲はハミルトン橋梁会社が生産・供給した。
C15TAは、北西ヨーロッパのイギリス軍とカナダ軍の部隊で、装甲兵員輸送車や救急車として使用された。戦争終結後、大半の車両はヨーロッパに残され、後にベルギーやデンマーク(M6 モセグリスと改称された)、オランダ(約396両が供給された)、ノルウェーなどのヨーロッパの国々の陸軍に使用された。さらに、約150両がカナダからスペインに売却された。イギリス軍によってベトナムに残された車両はフランスが購入し、フランス領インドシナで使用された上、南ベトナム軍に譲渡された。多数のC15TAがマラヤ連邦の警察部隊に使用された。1955年、ポルトガルはいくつかの車両を手に入れ、1961年に勃発したアフリカ戦争で用いられた車両はグラナデイロス(擲弾兵)として知られた。
948両が生産され、少数の車両は1960年代まで軍務に従事した。
脚注
出典
- И. Мощанский - Бронетанковая техника Великобритании 1939-1945 часть 2, Моделист-Конструктор, Бронеколлекция 1999-02 (I. Moschanskiy - Armored vehicles of the Great Britain 1939-1945 part 2, Modelist-Konstruktor, Bronekollektsiya 1999-02)
外部リンク