B3リーグ 2021-22は、2021年10月1日から2022年5月1日まで開催されたB3リーグの第6回目のシーズンである。長崎ヴェルカが初優勝を果たした[1]。
参加チーム
2021-2022シーズンのB3は15チームで行われる[2]。
レギュレーション
15クラブによる4回戦総当たり戦(1クラブ56試合 全420試合)で行われる予定である。
2022-23シーズンのB2昇格チームは2020-21シーズンと2021-22シーズンのB2ライセンス取得のクラブから2クラブが選ばれる[6]。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響
2021年9月19日の天皇杯でアイシン アレイオンズと対戦したJR東日本秋田ペッカーズの所属選手が新型コロナウィルス感染症陽性となり、アイシン側で8名の濃厚接触者判定により、試合エントリー人数が規程人数に達しないため第1節のトライフープ岡山戦は中止となり、試合不成立で勝敗はつかず、代替試合も行わないこととなった[7]。それ以降もコロナ感染による開催中止が相次いで、全420試合中、不成立(開催中止)が67 試合となった[8]。
2022-23シーズンに向けた昇降格
2021年1月15日に2021-22シーズン終了後にB2との入替の対象(自動昇格もしくは入替戦)となるのは2クラブ(2020-21シーズンから1クラブ、2021-22シーズンから1クラブ)となることを発表。B2クラブライセンスを取得したクラブの中から、2020-21シーズンおよび2021-22シーズンの成績における最上位クラブ(4位以内)から決定。2クラブのシーズン順位が同一の場合は、順位決定戦を実施予定とした[9]。その結果、2021-22シーズンのB3リーグ優勝の長崎ヴェルカのB2昇格が決まり、残り1枠を2020-21シーズンのB3リーグ2位のトライフープ岡山と2021-22シーズンのB3リーグ2位のアルティーリ千葉でB2昇格決定戦を行い、勝利したアルティーリ千葉のB2昇格が決定した。なおこの試合は日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22の会場の東京体育館で2022年5月28日に開催された[10]。
結果
順位 |
チーム名 |
勝 |
敗 |
勝率 |
得点 |
失点 |
得失点差
|
1 |
長崎ヴェルカ B2昇格 |
45 |
3 |
.938 |
4866 |
3556 |
1310
|
2 |
アルティーリ千葉 B2昇格 |
37 |
7 |
.841 |
3932 |
3372 |
560
|
3 |
ベルテックス静岡 |
35 |
10 |
.778 |
4009 |
3346 |
663
|
4 |
鹿児島レブナイズ |
34 |
13 |
.723 |
4052 |
3649 |
403
|
5 |
トライフープ岡山 |
29 |
14 |
.674 |
3887 |
3428 |
459
|
6 |
アイシン アレイオンズ |
30 |
18 |
.625 |
3799 |
3591 |
208
|
7 |
さいたまブロンコス |
27 |
17 |
.614 |
3951 |
3555 |
396
|
8 |
岩手ビッグブルズ |
28 |
21 |
.571 |
3890 |
3681 |
209
|
9 |
東京八王子ビートレインズ |
22 |
19 |
.537 |
3434 |
3378 |
56
|
10 |
岐阜スゥープス |
19 |
29 |
.396 |
3720 |
4005 |
-285
|
11 |
横浜エクセレンス |
19 |
29 |
.396 |
3679 |
3806 |
-127
|
12 |
山口ペイトリオッツ |
12 |
40 |
.231 |
4079 |
4808 |
-729
|
13 |
豊田合成スコーピオンズ |
9 |
39 |
.188 |
3734 |
4319 |
-585
|
14 |
SHINAGAWA CITY BASKETBALL CLUB |
6 |
45 |
.118 |
3543 |
4741 |
-1198
|
15 |
金沢武士団 |
1 |
49 |
.020 |
3398 |
4738 |
-1340
|
- 2022年5月1日終了時点の順位[8]
- 岐阜と横浜EXは勝率が同じだが、直接対決にて岐阜が横浜EXに3勝しているので上位[8]。
個人スタッツリーダー
[11][12]
個人表彰
2022年5月6日に個人表彰が発表された[13]。
B2昇格決定戦
B2昇格決定戦
|
|
2022/05/28(土)
|
|
|
|
2020-21 B3 2位
|
トライフープ岡山
|
69
|
---
|
---
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2021-22 B3 2位
|
アルティーリ千葉
|
100
|
---
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|
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東京体育館
|
2022-23シーズンB3公式試合参加資格
2022年4月25日のB3リーグ理事会で2022-23シーズンB3リーグ公式試合参加資格を審議し、下記の通りに決まった[14]。これにより新規加入希望の4チームの2022-23シーズンからのB3リーグ参入が決まった。2022-23シーズンは16チームで行われる(アイシンは2021-22シーズンをもって活動終了)。
- B3リーグ公式試合参加資格 合格(18クラブ)
- B3: 岩手(B2ライセンス所有)、埼玉(B2ライセンス所有)、A千葉(B2ライセンス所有)、品川、八王子、横浜EX(B2ライセンス所有)、金沢、岐阜(B2ライセンス所有)、静岡(B2ライセンス所有)、豊田合成、岡山(B2ライセンス所有)、山口、長崎(B2ライセンス所有)、鹿児島(B2ライセンス所有)
- 新規参入: 東京U、立川、三重、湘南
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク