1999年の全日本ロードレース選手権 (1999ねん の ぜんにほんロードレースせんしゅけん) は、1999年(平成11年)3月21日のCP MINEスーパーバイクレースで開幕し、同年11月7日の第36回 MFJグランプリinもてぎで閉幕した[1]、全10戦による1999年シーズンの全日本ロードレース選手権である[2]。
スーパーバイククラスはS-NKクラス(X-Formula含む)との混走で開催された[3]。タイトル争いは最終戦までヤマハの吉川和多留とスズキの北川圭一が争い、吉川が14ポイント差で制し自身2度目のスーパーバイクチャンピオンを獲得。北川はシーズン終盤に自身の転倒による骨折のため最終戦に出走できず、タイトルを逃した[4]。
GP250ccランキングは、最終戦を終えポイント数でヤマハの松戸直樹と、ホンダの加藤大治郎が同点で終了。優勝回数、2位回数と比較できる項目がすべて同数で並んだため、規定により前年ランキングが上位だった松戸が1999年のチャンピオンと認定された[5]。なお、この規定は翌年よりすべて同数で並んだ場合は最終戦の順位が上位の選手がチャンピオンとなる規定に改定された[6]。