1965年フランスグランプリ (1965 French Grand Prix) は、1965年のF1世界選手権第4戦として、1965年6月27日にシャレード・サーキットで開催された。
レース概要
クレルモン=フェラン近郊のシャレード・サーキットでは初開催となるフランスGPは、ジム・クラークが全周回でトップを走行し、ポール・トゥ・ウィンで完勝した。ファステストラップも獲得し、シーズン2回目のグランドスラムを達成した。
ジャック・ブラバムはデニス・ハルムにドライブさせるためにシートを譲った。ハルムは練習走行初日に最速タイムを出した[1]。しかし、本レースもクラークがポールポジションを獲得し、ジャッキー・スチュワートとロレンツォ・バンディーニとともにフロントローを占めた[注 1]。ジョン・サーティースとダン・ガーニーが2列目、ハルムはリッチー・ギンサーとクリス・エイモンとともに3列目を占めた。グラハム・ヒルはスロットルが開いたままクラッシュし、13番手と大きく出遅れた[1]。
レースはクラークが先行する。2周目にスチュワートがバンディーニを抜いて2位となり、クラークを追い続ける。すぐにガーニーとサーティースもバンディーニを抜いていく。サーティースはガーニーを抜いて3位に浮上したが、既にクラークとスチュワートを追うには差が開きすぎた。ガーニーは14周目にプラグを交換するためにピットインしなければならず、ハルムが4位に上がった[1]。クラークは旧型のロータス・25を使わざるを得なかったが、ポール・トゥ・ウィンで連勝してシーズン3勝目を挙げた[2]。スチュワートは2戦連続でクラークに続く2位となった[3]。ハルムは4位をキープし[4]、F1デビュー2戦目で初入賞を果たした。レース前から首を痛めていたヒルは5位に食い込んだ[3]。
エントリーリスト
- 追記
結果
予選
決勝
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第4戦終了時点のランキング
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- 注: トップ5のみ表示。ベスト6戦のみがカウントされる。
注釈
脚注
参照文献
外部リンク