『鬼の風水』(きのふうすい)は、岡野麻里安による日本のライトノベルシリーズ。レーベルは講談社X文庫ホワイトハート。1997年に全8巻で完結。
その後、外伝シリーズ(「外伝」2冊、「夏の章」2冊、「秋の章」1冊)も発行されている。イラストは「鬼の風水」シリーズが金ひかる、「外伝」以降が穂波ゆきね。
私立高校である昴学園の2年生で、応援団に所属する筒井卓也は、「七曜会」と呼ばれる退魔組織に所属する、半人前の『鬼使い』。そんな彼に、ある日修行命令が下された。組織の中でも超一流の術者と名高い篠宮薫とコンビを組み、ある人物を護衛しろというのである。
この修行が、後に人間界と鬼道界の両方を巻き込む程の大きな戦いになるとは、彼はまだ知らなかった……。
声優名があるものは、ドラマCDでのキャスト。
年齢や学年表記があるものは第1期の作中で判明したもの。『夏の章』は第1期8巻ラストから約1ヶ月後という設定なので、おそらく判明時期から1年が経過しており、また『外伝』では2年が経過している。
優美子を除いた全員が「七曜会」所属の退魔師として活躍する一家。アーモンド形の瞳は家族のほぼ全員に遺伝している。