高落場山(たかおちばやま)は、富山県南砺市にある山。標高は1122m。高清水断層による隆起によって形成された高清水山地の一つで、山系で最も南端にある。北側尾根にはブナ原生林が広がっている[1]。富山の百山の一つ。
概要
赤祖父山は、高清水断層による隆起によって形成された[2]。
南砺市大鋸屋の北側尾根は1612年に加賀藩が水持林(水源涵養地)として木の伐採を禁止し、ブナ原生林が残された。一方で市内梨谷集落側の南側尾根は生活利用されたため、南北で別の山に見えるほど植生が違っている。
源流の川
山名の由来
かつては蘇る・若返ることを変若(おち)といい、川の水源の滝を変若水(おちみず)と言った。そこから高い所に水源があるこの山を高変若場(たかおちば)として、高落場山の名前がきたとされている[3]。
登山
縄ヶ池林道の若杉集落跡に登山口と駐車場がある。
脚注
参考文献
- 『富山県山名録』 桂書房
- 『富山の百山』 北日本新聞社
関連項目