首都圏広域急行鉄道A路線(しゅとけんこういききゅうこうてつどうAろせん)は、大韓民国ソウル特別市江南区の三成駅と京畿道華城市の東灘駅を結ぶ鉄道路線である[2] [3]。
概要
3路線からなる、大深度地下を走りソウル郊外の都市部を連絡する首都圏広域急行鉄道(朝鮮語版)(GTX)のうち、キンテックス-東灘を結ぶA線の一部として計画された。このうち、首都圏高速鉄道(水西平沢高速線)が着工されたことから実現性が高いとして、三成以南が先行着手され、5つの工区に分けて入札が進んでいる。
最高速度110km/h程度、表定速度40km/h程度の既存路線で年々増大する通勤時間の短縮に対応すべく、最高速度180km/h程度で東灘からソウル都心部を約20分で結ぶ計画である。ただし、監査院は供用区間での高頻度運行に対し、風圧により広域急行鉄道用車両のドアや窓が破損する可能性があると指摘している[4]。
暫定起点となる三成駅は他のGTXや既存路線との複合地下駅となり[5][6]、水西駅はSRTのりばとは別の場所に地下駅が設置される。水西以南の大半はSR水西平沢高速線と線路を共用し、共通停車駅である東灘を除き、2駅前後では水西平沢高速線の複線トンネルを挟む形で、GTX単独の駅への単線トンネル2本が設置される。追加設置される各駅は地方負担分30%のうち半額を京畿道、残りを駅設置の市が拠出する方向だったが城南市のみが、さらなる減額を要求しているため、道側は2021年に城南駅を除いた開業を目指している[7]。
沿革
路線データ
- 路線名:首都圏広域急行鉄道A路線
- 閉塞方式:TVM-430/ETCS level 1(ATS-Pに相当)
- 路線距離:三成-水西:9.8km 水西-東灘(水西平沢高速線との共用走行区間):29.7km 総延長:39.5km
- 路線区間:三成 - 水西 - 城南 - 駒城 - 東灘
- 地上区間:なし
- 走行方向:左側通行
- 管理運営:SG Rail
- 車両基地:水西基地 (6線)
車両データ
- 形式:A000系
- 両数:8両(4M4T)
- 製造数:8両20編成の計160両
- 製造会社:現代ロテム
- 設計最高速度:198km/h
駅一覧
脚注
- ^ (水西平沢高速線との共用走行区間)
- ^ 삼성~동탄 광역급행철도 건설사업 기본계획 고시
- ^ https://m-jp.yna.co.kr/view/MYH20240329011900882?section=video/videos 韓国の首都圏広域急行鉄道 あす一部路線が初開通(3月29日)
- ^ (朝鮮語)(聯合ニュース/Naver,2016年7月19日)"국내 최장 율현터널, 긴급차량 진출입로 만들어야"
- ^ (朝鮮語)(ハンギョレ新聞)ソウル江南に地下鉄6線が乗り入れる地下都市を建設
- ^ (朝鮮語)영동대로에 '잠실야구장 30배' 거대 지하도시 생긴다(종합)
- ^ (朝鮮語)(中部日報,2016年7月19日)경기도 "최악의 경우 GTX(광역급행철도) 성남역 빼고 개통"
- ^ (朝鮮語)국토교통부 제 2015-159호
- ^ (朝鮮語)(大林産業公式)[새소식삼성-동탄 GTX 2공구 수주]
- ^ (朝鮮語)(聯合ニュース)한진重 삼성∼동탄 광역급행철도 4공구 공사 수주
- ^ (朝鮮語)수서발 고속철도 개통 연말로 또 연기…지반 균열 탓 수서발 고속철 개통 2016년말로 연기 연합뉴스, 2016.4.25.]
- ^ 水西~東灘間のシャトル列車が白紙化 - 東亜日報 2016年7月4日
- ^ (朝鮮語)()[수주소식]삼성~동탄 광역급행철도 제1공구 노반(건축) 기본 및 실시설계용역
- ^ a b c (朝鮮語)GTX '삼성~동탄 급행철도' 건설 착수···삼성↔동탄 20분대 연결동탄역, SRT·GTX 공용역사···5개 모두 환승역...이르면 2021년 개통 예정2017年2月24日 国土日報
- ^ GTX-A 공식 노선명 국민공모 결과 발표
外部リンク
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計画中の路線 |
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ソウル軽電鉄計画 | |
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仁川広域市 都市鉄道網構築計画 | |
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京畿道 都市鉄道網構築計画 | |
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第3・4次 国家鉄道網構築計画 | |
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