門前仲町(もんぜんなかちょう)は、東京都江東区の地名で、旧深川区に当たる深川地域内である。現行行政地名は門前仲町一丁目および門前仲町二丁目。住居表示実施済区域。
古くは永代寺、現在は富岡八幡宮など著名な神社仏閣を有する富岡に隣接した門前町として栄えている。商店街の活動が活発で、大通りや地下鉄、都営バスの発着所が設けられているなど深川地域を代表する要所の一つに数えられる。通称「仲町(なかちょう)」最近では「門仲(もんなか)」、または「深川仲町」と呼ぶこともある。江戸時代に伊能忠敬等の著名人が多く住んでいたことで知られる。深川区 内に当たる、北は深川、東は富岡、南は牡丹、西は永代、北西は福住と接する。
深川地域西部に位置する。
富岡八幡宮別当寺の永代寺の門前町として、17世紀半ばから町屋が形成された。永代寺は1868年(明治元年)の神仏分離令で廃止されたが、後に再興され現在の永代寺となった。地名改正以前は、深川永代寺門前仲町と呼ばれていた。1969年(昭和44年)住居表示を実施し、深川門前仲町から現在の門前仲町に町名変更を行った。
2021年(令和3年)深川東京モダン館が開業。建物は1924年(大正13年)以降、深川公衆食堂などとして使用されていたもので国登録有形文化財建造物に登録されている[5]。
2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
国勢調査による人口の推移。
国勢調査による世帯数の推移。
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[12][13]。
2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
経済センサスによる事業所数の推移。
経済センサスによる従業員数の推移。
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