邵陽市(しょうよう-し)は中華人民共和国湖南省に位置する地級市。
湖南省の中西部に位置し、懐化市、婁底市、衡陽市、永州市、広西チワン族自治区に接する。主な河川は資江。
邵陽に初めて行政区域が設定されたのは漢初の昭陵県である。266年(宝鼎元年)、三国時代の呉は零陵郡北部を新たに昭陵郡と設置し、現在の市区に郡治が置かれ、280年(太康元年)、西晋により邵陵郡と改称された。
621年(武徳4年)、唐により長沙郡邵陽県に南梁州が置かれた。636年(貞観10年)、南梁州は邵州と改称された。南宋には年号の宝慶を採用し1225年(宝慶元年)に宝慶府に昇格し、以後中華民国までその名称が踏襲された。
1913年、中華民国により宝慶府は廃止され、邵陽県は宝慶県と改称された。1926年、宝慶県は邵陽県の称にもどされた。さらに中華人民共和国成立後の1950年に邵陽行政専員公署管轄の県級市として邵陽市に昇格、1977年に省轄市となり、さらに1980年に地級市に改編され現在に至る。
3市轄区・2県級市・6県・1自治県を管轄下に置く。
この節の出典[1][2]
鉄道
道路