瀘渓県(ろけい-けん)は湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州に位置する県。
長江の支流で、洞庭湖へ注ぐ沅江が流れている。
標高300mから500mで最高地点は県南西部の山で884.3m。亜熱帯季節風気候に属し年間平均気温は17.5度で霜がない日は285日、日照時間は1500時間余りで年間降水量は1400mm
「瀘渓」という区分名は南北朝時代の南朝梁で511年(天監10年)に盧州を設置し、隋末の蕭銑が619年(鳳鳴3年)に盧渓県を設置したことに遡る。清代には湖南・辰沅永靖道の辰州府に属し、1649年(順治6年)「盧渓」を「瀘渓」に改称。
1912年(民国元年)に辰沅道に所属、1940年(民国29年)に湖南省第九行政督察区に所属した。1949年11月に湘西行署沅陵専区に所属、1952年に湘西トゥチャ族ミャオ族自治州に所属し現在に至る。
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