蛙形類(わけいるい、学名:Batrachomorpha)は、分岐学上の用語で、現生両生類とその祖先、それらに関連する絶滅種で構成される単系統群である。従来の分類における両生綱から、爬虫類と関連するもの(狭義の爬形類)を除いたものといえる。リンネ式分類では綱のランクを与えられている。
しかし、この定義では古生代の多様な四肢動物のうち、爬形類に属さない全ての種を含むことになるので、このクレードを採用しない古生物学者も多い。
以下のような特徴を持つとされる。
マイケル・ベントンは、両生類と、有羊膜類より両生類に近縁な絶滅分類群を蛙形類に含めている。彼の分類体系では、蛙形類は以下の分類群を含む水陸両生の四肢動物の上目となる[1]。
しかしながら、古生代の両生類の分類については不確定な部分が多い。
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