株式会社藤井大丸(ふじいだいまる、英: FUJII DAIMARU CO.,LTD)は、京都市下京区四条寺町にある日本の百貨店である。日本百貨店協会加盟店。
1870年(明治3年)10月に創業した藤井大丸呉服店[4]は、1895年(明治28年)11月に四条通に4階建の新店舗を開設[4]するなど日本の百貨店の創生期から百貨店化を始め、1912年(明治45年)4月13日には洋館3階建の新店舗を建設[4]してより近代化した。
増築工事中の1934年(昭和9年)5月5日に火災に遭った[4]ものの、1935年(昭和10年)4月1日には4階建への増築工事を完成させて正式に百貨店として開業した[4]。
1937年(昭和12年)10月には全国の他の百貨店と共に戦時体制の一環で増築工事の中止命令を受け[5]、1938年(昭和13年)7月には原案の50%に削減して工事再開が認められた[5]が、同月に再び中止命令が出て[6]このときの増築工事は実行できなかった。
1972年(昭和47年)「マクドナルド」関西1号店が1Fにオープン。開店2日目には、当時のマクドナルドの売上世界記録を作る。1F正面玄関には、「語らいの泉」が誕生し、京都の新名所となった。
1996年(平成8年) “感性発信百貨店”をスローガンに業態転換を図り、「UNITED ARROWS」や「ADAM ET ROPÉ」などのセレクトショップを主軸に、注目度の高いショップを数多く展開し、百貨店から“ファッション専門大店”へリニューアル。関西初出店や話題のショップなどを多数ラインアップ、京都のファッショニスタに支持される藤井大丸へと進化を遂げていく。
2009年(平成21年)3月3日にオンラインショップ「UROKO」(ウロコ)を開設。現在は、FUJII DAIMARU ONLINE SHOPに名称変更している。
現在では、ジャーナルスタンダードなど、若者をターゲットとしたセレクトショップが数多く出店し、近隣の競合各店との差別化を図った店舗構成となっていて、若者向けのファッションに強いとされている[7]。
四条高倉(藤井大丸の西方約400m)に大丸松坂屋百貨店が運営する大丸の京都店(きょうとみせ)があるが、同社との関係はない。なお、地元では大丸京都店を漢字表記の「大丸」、藤井大丸をカタカナ表記の「フジイダイマル」やアルファベット表記の「FUJII DAIMARU」として区別することが多い。
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▲日本百貨店協会非加盟