萱場駅(かやばえき)は、岐阜県岐阜市萱場付近にあった名鉄揖斐線の駅である。
歴史
1914年(大正3年)に揖斐線の前身である岐北軽便鉄道の駅として開設された。1944年(昭和19年)に休止となり、1969年(昭和44年)4月5日に正式に廃止となった[2]。
駅構造
石垣の単式ホームがある地上駅。揖斐線の廃止後に線路は撤去されたものの、2017年11月現在もホーム跡の石積みの盛り土として残っている[5]。(写真参照)
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 揖斐線
- 近ノ島駅 - 萱場駅 - 旦ノ島駅
脚注
- ^ 国土地理院2.5万地形図「北方」、1932年(昭和7年)
- ^ 徳田耕一『名鉄600V線の廃線を歩く-惜別の“岐阜線”と空港線誕生』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年、144頁。ISBN 978-4-53305-883-7。
- ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1914年4月9日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ a b c 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、220-230頁。ISBN 4-87670-097-4。
- ^ 『地図で見る岐阜の変遷』日本地図センター、1995年、1920年(大正9年)の地図頁。ISBN 488946008X。
関連項目