尻毛駅(しっけえき)は、岐阜県岐阜市尻毛にあった名古屋鉄道揖斐線の駅である。隣の又丸駅と合わせて珍地名として知られていた。
歴史
揖斐線の前身である岐北軽便鉄道が1914年(大正3年)に路線を開通させた時より存在した駅である。2005年(平成17年)に揖斐線が全線廃止されたことに伴い廃駅となった。
駅構造
相対式ホーム2面2線の交換可能駅で、忠節寄りに構内踏切と小さな駅舎があった。なお、1972年11月1日から廃止までは無人駅となっていた。配線上は黒野方面行きが直線となっていたが、一線スルーではなく、左側通行であった。
配線図
尻毛駅 構内配線略図
← 黒野方面 |
|
→ 忠節方面 |
凡例
出典:[10] |
利用状況
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は809人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中239位、 揖斐線・谷汲線(24駅)中5位であった。
駅周辺
その他
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 揖斐線
- ■急行
- 忠節駅 - 尻毛駅 - 又丸駅
- ■普通
- 旦ノ島駅 - 尻毛駅 - 又丸駅
脚注
参考文献
関連項目