菅 龍一(すが りゅういち、1933年 - )は、日本の劇作家、児童文学作家、教育評論家。香川県高松市生まれ。
来歴
少年時代を山陰の禅寺で過ごす。
京都大学理学部物理学科卒業。32年間神奈川県立定時制高等学校教諭を務め退職。和光大学講師[1]。1964年『女の勤行』で第10回岸田國士戯曲賞受賞。1982年『善財童子ものがたり』で第29回産経児童出版文化賞受賞。
著書
- 『教育の原型を求めて』朝日新聞社 1973
- 『生徒とともに能力主義をこえて』昌平社 1975
- 『親であることの意味』文化出版局 よつば新書 1980
- 『善財童子ものがたり』全3巻 偕成社 1981
- 『こどもの心が見えるとき 親と教師の存在証明』柏書房 1984
- 『親とたたかう』筑摩書房 ちくま少年図書館 1985
- 『おじいさんの手』鈴木恵子さし絵 太郎次郎社 1986
- 『父親40歳からの出発 子とともに成長する』ダイヤモンド社 1987
- 『子どもが心を開くとき 私の体験的教育実践論』一ツ橋書房 1993
- 『子どもの愛し方』教育史料出版会 1994
- 『若者たちの居場所 創作戯曲にみる現代青年像』晩成書房 1995
共著
- 『教師ひとりひとりの生きざまを』共著 昌平社 1976
注
- ^ 『善財童子ものがたり』著者紹介
関連項目
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1950年代 |
- 第1回 該当作なし
- 第2回 大橋喜一『楠三吉の青春』/小幡欣治『畸形児』
- 第3回 該当作なし
- 第4回 堀田清美『島』
- 第5回 該当作なし
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 |
- 第64回 市原佐都子『バッコスの信女-ホルスタインの雌』/谷賢一『福島三部作 第1部「1961年:夜に昇る太陽」 第2部「1986年:メビウスの輪」 第3部「2011年:語られたがる言葉たち」』
- 第65回 該当作なし
- 第66回 福名理穂『柔らかく搖れる』/山本卓卓『バナナの花は食べられる』
- 第67回 加藤拓也『ドードーが落下する』/金山寿甲『パチンコ(上)』
- 第68回 池田亮『ハートランド』
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