『愛の渦』(あいのうず)は、劇団「ポツドール」主宰の劇作家・三浦大輔による日本の戯曲。ポツドール第13回公演として2005年4月20日にTHEATER/TOPSにて初演、2006年4月1日に白水社より刊行された。乱交パーティを目的に裏風俗店に集まった見ず知らずの男女10人の本音が交わされる、性欲がテーマの会話劇[1]。第50回(2006年)岸田國士戯曲賞受賞作[注 1]。
2009年に一部キャストを入れ替え再演、2012年と2013年に欧州公演。2014年に映画化された。
岸田賞の選評では「際立っているのは、その微細にして冷静な人間の描写である。そこには人間の〝演技する必然〟が描かれている。」(岩松了)、「登場するのは、ぱっと見には、ろくでもない人物ばかりだ。だが、そうしたグロテスクな人間関係が苦い喜劇になっている。」 (宮沢章夫)と評されている[2]。
初演は2005年4月20日 - 4月27日にTHEATER/TOPSにて上演された。2009年2月19日 - 3月15日に同劇場で再演された。脚本・演出は三浦大輔。
2012年9月から10月に「ポツドール『愛の渦』Berliner Festspiele(ベルリン)公演」、2013年11月から12月に「ポツドール『愛の渦』欧州公演2013」として欧州公演を行っている。
三浦大輔自身が監督を務め、映画化。2014年3月1日公開。主演は池松壮亮、ヒロインは門脇麦で、彼らは他の映画での活躍と合わせ2014年度の映画関連新人賞などを多数受賞した[3]。R18+指定作品。GYAO!等、ネット配信用に編集したR15+バージョンも存在している。
裏風俗という設定と、本編123分のなかで服を着ているシーンが18分30秒のみという内容、三浦監督が役者に求める演技力といった理由から企画の立ち上がりから映画化にこぎ着けるまで、2年の歳月が費やされた[4]。
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