美和村(みわむら)は、かつて茨城県那珂郡にあった村である。
合併により、現在は常陸大宮市美和地区となっている[1]。
地理
村域の大半は山地に覆われ、標高400 - 500m級の山々(鷲ノ子〔とりのこ〕山塊)に囲まれている。1980年代の土地利用は畑が3.9%、水田が1.7%で、ほとんどが山林であった。中心集落は高部(たかぶ)。
- 山:尺丈山、鷲子山、青麻山
- 河川:緒川、熊久保川、寄藤沢、七内川、湯の沢、和田川、小田野川、東河戸川、仲河戸川、東河戸川、磯上川
隣接していた自治体
歴史
沿革
行政区域変遷
美和村村域の変遷表
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1868年 以前
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明治22年 4月1日
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明治22年 - 昭和19年
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昭和20年 - 昭和64年
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平成元年 - 現在
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現在
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小田野村
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嶐郷村
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嶐郷村
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昭和31年9月29日 檜沢嶐郷村 即日改称 美和村
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平成16年10月16日 大宮町に編入
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常陸大宮市
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鷲子村
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高部村
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上檜沢村
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檜沢村
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檜沢村
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下檜沢村
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氷之沢村
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地域
教育
- 中学校
- 美和村立美和中学校(2015年新設の常陸大宮市立明峰中学校に統合された)
- 小学校
- 幼稚園
産業
交通
鉄道
村内を鉄道路線は通っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR東日本水郡線常陸大宮駅。
道路
名所・旧跡
- 8世紀(西暦700年代)から続き、夜祭(奇祭)などが行われる古い神社。
- 現在は茨城県と栃木県の県境であるが、もともと藩や県などより起源は古い。
- 日光東照宮建造のおり諸国から(宮)大工が集められたが、鷲子村からはせ参じた大工が
- 東照宮建造の技を持ち帰り、龍の彫刻が成られている。地元 鷲子の祭り屋台にもその技が生かされている。(栃木県鹿沼市には、日光東照宮建造後も住み着いた宮大工が多かったという)
- 照願寺
- 余談だが、鷲子には、照願寺というお寺があり(上、下)、入り口にある桜は水戸藩の
- 光圀候(水戸黄門)お手植えと伝えられる。桜がまだあるかどうかは不明。
脚注
参考文献
関連項目