『編集王』(へんしゅうおう)は、土田世紀による日本の漫画作品。また、それを原作とするフジテレビにて放送されたテレビドラマ。青年漫画誌の編集部を舞台に、編集者や漫画家の姿が描かれている。小学館『ビッグコミックスピリッツ』1994年2・3合併号から1997年44号まで連載された。単行本は小学館からビッグコミックス全16巻、ワイド版全4巻、小学館文庫版全10巻。
15年近く打ち込んだボクシングの世界で芽が出ないまま、網膜剥離で引退することになった桃井環八(カンパチ)が、新たに出発したマンガの編集の世界で『あしたのジョー』の“ジョー”を目指す姿を描く。
実在の人物・事件が織り込まれているが、それを抜きにしても、それまであまり取り上げられることのなかった1つの「業界」を描いた作品である。現代の漫画業界そのままをリアルに描いたというわけではなく[注釈 1]、物語上、大幅に戯画化されている。
「支配社」の社名は、先行するスピリッツ連載作品である「サルでも描けるまんが教室」に登場する架空の出版社名を、そのまま採用している。
フジテレビ系列で2000年10月10日から12月19日まで火曜日21:00 - 21:54(JST)放送。主演はネプチューンの原田泰造。視聴率は伸び悩んだが、本作で連続ドラマ初主演を務めた原田の演技力が認められ、俳優としての仕事が増えるきっかけとなった。
原作での環八の年齢は24歳という設定だが、ドラマでは原田の実年齢に合わせて29歳に設定されていた。その他、原作では出番が少なかった八代がメインキャラとなるなど、設定や話の展開に大幅な変更がある。
2007年1月放送の『ネプリーグ』で、フジテレビのアナウンサーチームに「タイトルが漢字のみのドラマを5つ答えろ」と出題された際、原田がこのドラマを答えたが誰も知らなかった。
※ゲストで宮史郎が出演し、高橋演じる宮史郎太と鉢合わせるシーンがある。
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