紀見峠駅(きみとうげえき)は、和歌山県橋本市矢倉脇[1]にある、南海電気鉄道高野線の駅。名称の由来は紀見峠。駅番号はNK74[1]。和歌山県内では最北端に位置する駅である。
単線時代からの在来駅であるが、自動改札機や自動精算機、そしてICカード用チャージ機やインターホンなど近代的な設備が整う。
北隣の天見駅とは3.7km離れており、高野線では駅間距離が最も長い。
歴史
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地平駅。ホーム有効長は8両。駅舎は高野山方面ホームにあり、難波方面ホームへは地下道で連絡している。ホームの柵は薄い緑色に塗られている。(同じく快速急行通過駅である千早口駅・天見駅も、柵には特徴的な色が塗られている)
無人駅となっており、林間田園都市駅からの遠隔管理を受ける。
高野線の複線化工事の過程でそれまでの島式ホーム1面2線から一時交換不能な棒線駅として扱っていたことがあった。
のりば
利用状況
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は427人[南海 1]で、南海の駅(100駅)では80位[南海 1]である。
主に大阪・堺都市圏への通勤・通学客(いわゆる"和歌山府民"のこと)が利用しているほか、橋本への通学生もわずかながらある。
各年度の1日平均乗降人員数は下表のとおり。
駅周辺
駅周辺は昔ながらの集落となっている。
隣の駅
- 南海電気鉄道
- 高野線
- ■快速急行
- 通過
- ■急行・■区間急行・■各停
- 天見駅 (NK73) - 紀見峠駅 (NK74) - 林間田園都市駅 (NK75)
脚注
出典
本文中の出典
利用状況の出典
- 和歌山県公共交通機関等資料集
- 橋本市統計要覧
- 南海電気鉄道の1日平均利用客数
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
紀見峠駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク