狭山駅
狭山駅(さやまえき)は、大阪府大阪狭山市池尻中1丁目にある、南海電気鉄道高野線の駅。駅番号はNK64。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ橋上駅。有効長は8両。コンコースはやや狭い。橋上化前の1973年まで駅舎は現在の西出口側にあり、駅舎とホームとは構内踏切で連絡していた。2番ホームは島式で駅舎側に3番線が設置されており、上下貨物列車の待避や準急(現在の準急とは運行形態や停車駅が異なる)・直行(現在は廃止)列車の折り返し等に使用されていた。[1]
貨物列車運転のため、本線上の渡り線が駅両側の踏切の外方にあり、そこまでが駅構内であった。駅本屋の北野田側(現在の工事用建屋辺り)には貨物ホームがあり、積み下ろし用と留置用の2線の貨車扱い線があった。現在は廃止され工事用車両の留置線となっている。また工事車両の留置に使われている北野田側引き上げ線は、現在踏切手前で行き止まりとなっているが、以前は踏切を越えて富士車輌の工場内に引き入れられていた。富士車輌の工場跡地は「ハーモニータウン」という住宅地になっている。
のりば
- 駅設備
- 難波方面ホームには、多目的トイレ(水洗式)がある。
- 高野山方面ホーム・難波方面ホームともに、自動販売機がある。
- 2010年にバリアフリー対策として昇降設備が整備された。昇降設備はコンコース外・コンコース内兼用のタイプで上下線に各1基設置されている。この昇降機設置に伴い列車停止位置が変更された。
利用状況
2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員は6,000人(乗車人員:2,978人、降車人員:3,022人)で、南海の駅全100駅中47位である[5]。
各年次の1日平均乗降・乗車人員数の推移は下表の通り。
年次 |
1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
順位
|
出典
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1990年(平成02年) |
10,401 |
5,192 |
-
|
[6]
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1991年(平成03年) |
10,387 |
5,181 |
-
|
[7]
|
1992年(平成04年) |
10,071 |
5,017 |
-
|
[8]
|
1993年(平成05年) |
10,008 |
4,976 |
-
|
[9]
|
1994年(平成06年) |
9,658 |
4,796 |
-
|
[10]
|
1995年(平成07年) |
7,640 |
3,746 |
-
|
[11]
|
1996年(平成08年) |
7,698 |
3,778 |
-
|
[12]
|
1997年(平成09年) |
9,696 |
4,776 |
-
|
[13]
|
1998年(平成10年) |
9,251 |
4,594 |
-
|
[14]
|
1999年(平成11年) |
6,656 |
3,328 |
-
|
[15]
|
2000年(平成12年) |
6,477 |
3,254 |
-
|
[16]
|
2001年(平成13年) |
6,531 |
3,284 |
-
|
[17]
|
2002年(平成14年) |
6,366 |
3,200 |
-
|
[18]
|
2003年(平成15年) |
6,327 |
3,145 |
-
|
[19]
|
2004年(平成16年) |
6,118 |
3,048 |
-
|
[20]
|
2005年(平成17年) |
6,054 |
3,003 |
47位
|
[21]
|
2006年(平成18年) |
6,073 |
3,019 |
-
|
[22]
|
2007年(平成19年) |
6,148 |
3,051 |
-
|
[23]
|
2008年(平成20年) |
5,976 |
2,958 |
-
|
[24]
|
2009年(平成21年) |
5,775 |
2,843 |
-
|
[25]
|
2010年(平成22年) |
5,748 |
2,835 |
-
|
[26]
|
2011年(平成23年) |
5,694 |
2,806 |
47位
|
[27]
|
2012年(平成24年) |
5,688 |
2,804 |
-
|
[28]
|
2013年(平成25年) |
5,813 |
2,862 |
46位
|
[29]
|
2014年(平成26年) |
5,805 |
2,868 |
47位
|
[30]
|
2015年(平成27年) |
5,938 |
2,957 |
47位
|
[31]
|
2016年(平成28年) |
5,880 |
2,944 |
47位
|
[32]
|
2017年(平成29年) |
5,946 |
2,969 |
47位
|
[33]
|
2018年(平成30年) |
6,031 |
3,001 |
47位
|
[34]
|
2019年(令和元年) |
6,000 |
2,978 |
47位
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[35]
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駅周辺
駅舎西側にはショップ南海があるがやや規模は小さめ。西口側には循環バス乗り場がある。東口側は住宅街となっている。
駅西側の住宅地「南海さやまハーモニータウン」(積水ハウスが分譲)は、1986年まで機械メーカーである富士車輌の工場があったところで、一時期南海電鉄などの鉄道車両も製造していたことがある。
桃山学院大学が移転する前の、旧キャンパスの最寄駅でもあった。現在は、学校法人大阪初芝学園狭山登美丘学舎になっている。同学園のスクールパスは北野田・金剛発着となっている。
バス路線
隣の駅
- 南海電気鉄道
- 高野線
- ■快速急行・■急行
- 通過
- ■区間急行・■準急・■各停
- 北野田駅 (NK63) - 狭山駅 (NK64) - 大阪狭山市駅 (NK65)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 狭山駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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