第50回ベルリン国際映画祭は2000年2月9日から20日まで開催された。
概要
第50回目の節目となった2000年のベルリン国際映画祭は、メイン会場がポツダム広場のベルリナーレ・パレスとなった。コンペティション部門には22本の長編映画と11本の短編映画が出品され、ポール・トーマス・アンダーソン監督の群像劇『マグノリア』が金熊賞を受賞した。また、市川崑監督にベルリナーレ・カメラが授与された。
受賞
上映作品
コンペティション部門
- 長編映画のみ記載。アルファベット順。邦題がついていない場合は原題の下に英題。
コンペティション外
日本映画
コンペティション部門に出品された緒方明の『独立少年合唱団』がアルフレッド・バウアー賞を受賞した。
パノラマ部門で東陽一の『ボクの、おじさん THE CROSSING』、原田眞人の『金融腐蝕列島〔呪縛〕』、フォーラム部門で水戸ひねきの『ホームシック』、犬童一心の『金髪の草原』、SABUの『MONDAY』、中江裕司の『ナビィの恋』、平野勝之の『白 THE WHITE』、槌橋雅博の『TRUTHS: A STREAM』などが上映された。
審査員
- コン・リー (中国/女優)
- アンジェイ・ワイダ (ポーランド/監督)
- ウォルター・サレス (ブラジル/監督)
- マリサ・パレデス (スペイン/女優)
- マリア・シュラーダー (ドイツ/女優・監督)
- ジャン=ルイ・ピエール (フランス/プロデューサー)
- ペーター・W・ヤンセン (ドイツ/批評家)
- Lissy Bellaiche (デンマーク/デンマーク映画研究所)
- ジャン・ルフェーヴル (カナダ/テレフィルム・カナダ)
外部リンク