第百七十八号哨戒特務艇[注釈 1](だいひゃくななじゅうはちごうしょうかいとくむてい)は、日本海軍の未成特務艇(哨戒特務艇)。第一号型哨戒特務艇の1隻だが、実際には命名された事実は無く、特務艇類別等級別表にも登載されていない。
艇歴
マル戦計画の特務艇、第2121号艦型の178番艇、仮称艦名第2298号艦として計画。1945年5月28日、徳島合同造船株式会社で起工。
終戦時未成。その後の消息は詳らかではない。
脚注
- 注釈
- ^ 本艇が命名された事実は無く、仮定本籍の設定や特務艇類別等級別表への登載も行われていない。このことから記事名は、本来ならば仮称艦名第二二九八号艦、第二二九八号艦、あるいは第2298号艦とすべきところだが、参考文献として用いた世界の艦船『日本海軍護衛艦艇史』では「第178号哨戒特務艇(未成)」と記述していること、そしてWikipedia:記事名の付け方に鑑み、記事名を標記のとおりとする。
- 脚注
参考文献
- 世界の艦船 No. 507 増刊第45集 『日本海軍護衛艦艇史』、海人社、1996年。
- 防衛研修所戦史室 戦史叢書 第88巻 『海軍軍戦備(2) -開戦以後-』、朝雲新聞社、1975年。
- 丸スペシャル No. 49 日本海軍艦艇シリーズ 『駆潜艇・哨戒艇』、潮書房、1981年。