神田平河町(かんだひらかわちょう)は、東京都千代田区の町名。住居表示は未実施。「丁目」の設定のない単独町名である。郵便番号は101-0027[2]。
地理
千代田区の北東部に位置する。周囲を神田佐久間町に囲まれた狭小な町域である。町域の北・東・南は、神田佐久間町二丁目に接し、西は昭和通りを境として神田佐久間町一丁目に接する(以上の地名はいずれも千代田区)。
秋葉原駅付近の一角で、町域の西半分は昭和通りの道路敷、東部は昭和道路沿いのビルや商店が並ぶ地域で構成されている。当地の昭和通り下には東京メトロ日比谷線の秋葉原駅がある。JR山手線・京浜東北線・総武線(各駅停車)・つくばエクスプレス線の秋葉原駅もすぐ西方にある。
歴史
享保12年(1727年)麹町平河町一丁目に火除地が設けられ、神田佐久間町に麹町平河町一丁目代地が成立した。
江戸時代の町域は現在の秋葉原駅構内にも延びていたが、明治2年(1869年)、和泉橋通り以西が神田佐久間町一丁目に編入され、以東が神田平河町となった。
これとは別に、現・外神田三丁目、柳原岩井町代地の一角にも極狭い飛地を有していた。
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。なお、千代田区の中学校では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能[5]。
関連項目
- 平河町 - 千代田区内の地名で、神田平河町とは皇居を挟んでほぼ正反対の場所にある。区内の岩本町一~三丁目と神田岩本町は元々は同一の町名であったが、平河町と神田平河町は起源を異にする別個の町名である。
脚注
外部リンク