石田 佳蓮(いしだ かれん、1996年8月6日 - )は、日本のAV女優。東京都出身、福岡県生まれ。ディアスグループ所属。AV転身前は、女性タレント、モデル、デザインプロデューサー、女性アイドルグループ・アイドリング!!!の元メンバーとして活躍した。
1996年、福岡県に生まれ、1歳の時に上京。そのため、出身地は東京都としている。
2006年、『avex audition2006』に橘ゆりか、大矢梨華子らと共に合格し[注 1]、エイベックス・エンタテインメントに所属する。しかし、本格的な活動を行わないまま、2008年に芸能界を一時引退。
2009年5月、ファッション雑誌『ラブベリー』の専属モデルオーディションで特別賞を受賞。受賞後「ボックスコーポレーション」に所属。2009年6月発売の7月号から2012年3月号で休刊となるまで専属モデル・ラブベリーナとして誌面に登場。
その後はフリーランスとして、アパレルなどのデザインプロデュースに携わっていた。
2020年10月末、古巣アイドリング!!!最後の同窓会番組『バカリズム特番』に参加[22]。
以降は、特に宣言のない引退状態となっていたが、2024年8月6日、アダルトビデオメーカーのMUTEKI公式サイトで、同年9月3日にAV女優としてデビューすることが発表された[23][注 3]。また、LIGHT所属であることが判明した[28]。
2024年10月8日、自身のX(旧Twitter)にてAVメーカー「エスワン」の専属女優になったこと、同年11月に専属デビュー作が発売されることを報告した[29]。同年11月26日には講談社から初のヌード写真集『旅立ち』を発売[30][31]。
2025年3月1日、ディアスグループ所属となった[32]。
趣味は[3]読書、音楽鑑賞、ショッピング。特技は[3]ウォーキング、ポージング[33]。好きな言葉は「HAPPY SMILE」[34]で、自らのブログ名にも使われている。ヨガの国際資格である「RYT200」を保持[2]。
憧れの芸能人は、香里奈・ローラ・佐々木希など[35]。モデルやコスメ方面に意欲を示し[36][14]、ドラマやバラエティでも活動できるようにしたいと抱負を語っている[37]。
ひとりっ子で性格はおっとりしている。両親とも九州出身のため、家では福岡弁になるとのこと[38]。愛犬にトイプードル「ティアラ」がいる[39]。
喉が消耗しやすくハスキーボイスであり、アイドリング!!!メンバーからカスカス声と揶揄される事が多かった[40]。卒業以降、歌う事が無くなってからは回復している[41]。
肉類は好物だが肥満防止のため、肉と御飯は併食しないと語った[42]。
美容で気を使っていることは3時間近く風呂につかること[43]。
坂田梨香子に憧れ、ラブベリー専属モデルオーディションに応募。同期には、アイドリング!!!5期生候補でのちにベイビーレイズJAPANメンバーとなる大矢梨華子(グランプリ)、女優の刈谷友衣子(準グランプリ)、モーニング娘。第10期メンバーとなった飯窪春菜(特別賞)などがいる。飯窪のことは「はうたん」(当時の芸名「壇はう」にちなんだニックネーム)と呼び、2012年の時点でもメールが来ていたと言う[44]。
ラブベリーナの先輩の朝日奈央、後輩の橋本楓とは、後にアイドリング!!!で活動を共にしている。
「ラブベリー卒業式」にも出演し、その模様はDVD「月刊アイドリング!!!」に収録されている[45]。
アイドリング!!!5期生オーディションでは、ラブベリーナから石田、大矢に加えて、高見奈央(のちにベイビーレイズJAPAN)、松本彩花の4人が最終候補に残ったが、合格したのは石田だけであった。
初体験は21歳で、AVデビューまでの経験人数は2人[46]。
AVデビューを志した動機は清楚なイメージを壊したかったこと、自分の中で一番隠したかった性の部分をオープンにすることで自由になりたかったことを挙げている[47]。一方で「石田佳蓮」の名前にはこだわりがあり、職種を変えても使用を継続。蓮は泥の中で咲く花であることから、蓮の字にはどんな環境でも輝いていられるようにという意味が込められている[48]。
AV初出演時に台本に体位が書いてあることを知り、知らない文言ばかりだったためネットで調べ自宅のベッドで練習した。しかし、撮影時には緊張ですべて飛んでしまい、男優に全て委ねたという逸話を持つ。「身近な体位は正常位」と回答しており、撮影では一番安心できたという[49]。一方で後背位は人生初経験だった[46]。
2015年10月末日、アイドリング!!!の活動終了に伴いグループを卒業した。約3年半在籍し、シングル7枚・アルバム3枚参加などの実績を残している。レギュラー番組『アイドリング!!!』にも同期間400回以上出演した[64]。
2014年7月、卒業した後藤郁の後任として、派生ユニット・NEO fromアイドリング!!!に加入した[10]。ライブを中心に精力的に活動していたが、翌年4月に伊藤祐奈のアイドリング!!!卒業に伴い、自身もユニットを卒業した。実働期間は9ヶ月余りで、シングル1枚とコラボユニット参加などの実績を残している[66]。
ユニットメンバーの古橋舞悠は、NEOとアイドリング!!!ではダンスの基本ステップが違い、「途中加入してきたカレンちゃんは、覚えるのに苦労したのではないか」と、石田の努力を評価した。ただし本人は「短期集中で覚えたので、卒業後にはほぼ忘れた」と後年に明かしている[55]。
レギュラー・特別出演