石坂 智子(いしざか ともこ、1963年2月27日[1] - )は、日本の元歌手、1980年代のアイドル歌手。本名小林 智子(こばやし さとこ)[1]。当時の所属はNPミュージックプロモーション。石川県金沢市出身[1]、堀越高等学校卒業[1]。
1979年(昭和54年)に行われた第1回東芝タレントスカウトキャラバンで優勝、1980年(昭和55年)6月にシングル『ありがとう』でデビューした。この曲はたのきんトリオが主演したドラマ『ただいま放課後』の主題歌でオリコン最高40位という自身最大のヒット曲となった。また、同年の日本テレビ音楽祭の最優秀新人賞最終候補に、同期デビューした田原俊彦、松田聖子、河合奈保子、柏原よしえ、岩崎良美、鹿取洋子という錚々たるメンバーとともに残った。
シングル『ふたりの恋はABC』は、UCCコーヒーのCMに使用され、「♪ふたりの夢はUCC~」という歌詞で流れた。前曲の『デジタル・ナイト・ララバイ』から若干大人路線へのイメージ・チェンジをはかる。
1981年(昭和56年)8月の『北国へ』を最後のシングルに、デビュー以来1年2ヶ月、満18歳で芸能界を引退した[要出典]。前年の日本テレビ音楽祭では新人賞に残ったが、同年夏のデビュー2年目歌手対象の「金の鳩賞」には、鹿取洋子とともに落選、前年次点の甲斐智枝美が代わってノミネートされた。同じプロダクションであったことから野口五郎の出演番組に出ることが多かった。
活動当時のプロフィールで紹介された趣味は、ピアノ、タロット占い。得意なスポーツはバスケットボール、アイススケート、好きなアーティストは山下達郎、尾崎亜美、ドナ・サマー、と記されている[1]。
※東芝EMIより発売