白石駅(しろいしえき)は、熊本県葦北郡芦北町大字白石にある、九州旅客鉄道(JR九州)肥薩線の駅である。2024年3月23日まで運行されていたSL人吉の停車駅だった。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。中央に通過線がある。互いのホームは構内踏切で連絡している。かつては有人駅で一部の急行列車が停車していた。木造駅舎を有する。
無人駅。駅舎は窓口は板貼りされて塞がれているものの、その他は明治時代の肥薩線開業当初のままの造作である。普通列車のほか「SL人吉」の停車駅である。かつては当駅始発終着の列車が平日に1往復設定されていたが、2016年3月26日のダイヤ改正で廃止された。同改正より肥薩線で快速列車の運行が開始され、早朝と夜間(最終列車)に上下1本ずつ停車するようになった[9]。 2018年3月17日のダイヤ改正で快速列車が廃止され、肥薩線の運行本数の見直しや時刻の繰り上げ繰り下げが行われた[10]。
民家は比較的多く、球磨川の両岸に集落があるが駅からは少し離れている。当駅から約100メートルほどの距離にある神瀬橋の袂には球磨村コミュニティバスの白石駅前(しらいしえきまえ)バス停と芦北町ふれあいツクールバスのバス停が、約500メートルの距離にある対岸には神瀬橋(こうのせばし)バス停がある。
以下は球磨川の対岸にある。
また、周辺の地質は石灰岩であり、地名も石灰(白い石)の産出に由来する。なお、かつては球磨川下りの着船場もあった。
※臨時快速「SL人吉」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。