白楽駅
東口(2022年8月)
2F改札口(2022年8月)
ホーム(2020年2月)
白楽駅(はくらくえき)は、神奈川県横浜市神奈川区白楽にある、東急電鉄東横線の駅である。駅番号はTY18。
歴史
駅名の由来
駅周辺は神奈川宿の伯楽(ばくろう。馬喰、博労とも書く。馬を治療したり仲買したりする人)が多く住んでいたため、伯楽が転じて白楽(はくらく)となったもの。馬喰に因む地名は日本各地に存在する。白楽天とは無関係。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で、ホームは湾曲している。ホームの有効長は20m級車両8両分であるが、非常時に備え、20m級10両編成の電車が停車するよう、非常用ホームとして2両分渋谷寄りに延長している。延長部は柵で封鎖し、通常は元町・中華街寄り8両を使用する。橋上駅舎を有しており、両ホームは1階にあり、2階改札口へと上がる階段とエレベーター1基ずつが設置されている。ホームが湾曲しているため、上りホームには終日駅員による立ち番が行われる。
2002年には、渋谷方面のホームには六角橋方面へ出られる西口(画像参照)が設置された。このため、渋谷方面行を利用する客がわざわざ階段やエレベーターを使って一度2階改札口に上がり、その後再び下へ降りることなく、ダイレクトに改札内外を行き来することができるようになった。
トイレは下りホーム(1番線)にあり、多機能トイレも併設されている。
のりば
構内店舗
2017年から駅舎増築と改修工事が行われていたが、2021年の春に駅舎増築工事が完了し、東口改札を出た正面に、東急スポーツシステム株式会社が運営するフィットネスジム 「アトリオライト白楽」と東急電鉄、神奈川大学、タリーズコーヒーのコラボ店「TULLY'S COFFEE KU」が開業。[6][7]
「TULLY'S COFFEE KU」開業にあたり神奈川大学は『本学学生と地域とのつながりを生み街の活性化を図る』というコンセプトを掲げており、地域社会に根差したコミュニティーカフェとなっている。コラボレーショングッズの販売も行われるほか、店内一角には、大学の研究発表や近隣商店街、自治会との連携イベントなども企画できるようになっている。[8]
また、店舗外側に90インチの大型デジタルサイネージが設置されており、大学の情報をタイムリーに発信している。[8]
利用状況
2023年度の1日平均乗降人員は39,922人である[東急 2]。菊名 - 横浜間の途中駅では最も利用者が多い。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。
年度別1日平均乗降・乗車人員[9]
年度
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1日平均 乗降人員[10]
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1日平均 乗車人員[11]
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出典
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1980年(昭和55年)
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21,438
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1981年(昭和56年)
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21,575
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1982年(昭和57年)
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21,756
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1983年(昭和58年)
|
|
21,773
|
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1984年(昭和59年)
|
|
21,573
|
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1985年(昭和60年)
|
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20,759
|
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1986年(昭和61年)
|
|
20,526
|
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1987年(昭和62年)
|
|
20,464
|
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1988年(昭和63年)
|
|
20,704
|
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1989年(平成元年)
|
|
20,551
|
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1990年(平成02年)
|
|
20,734
|
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1991年(平成03年)
|
|
21,377
|
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1992年(平成04年)
|
|
22,207
|
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1993年(平成05年)
|
|
22,981
|
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1994年(平成06年)
|
|
22,639
|
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1995年(平成07年)
|
|
22,254
|
[* 1]
|
1996年(平成08年)
|
|
21,768
|
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1997年(平成09年)
|
|
21,201
|
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1998年(平成10年)
|
|
20,373
|
[* 2]
|
1999年(平成11年)
|
|
19,857
|
[* 3]
|
2000年(平成12年)
|
|
19,441
|
[* 3]
|
2001年(平成13年)
|
|
19,110
|
[* 4]
|
2002年(平成14年)
|
38,237
|
19,071
|
[* 5]
|
2003年(平成15年)
|
38,374
|
19,198
|
[* 6]
|
2004年(平成16年)
|
37,865
|
19,154
|
[* 7]
|
2005年(平成17年)
|
38,103
|
19,174
|
[* 8]
|
2006年(平成18年)
|
38,853
|
19,553
|
[* 9]
|
2007年(平成19年)
|
40,675
|
20,376
|
[* 10]
|
2008年(平成20年)
|
41,390
|
21,025
|
[* 11]
|
2009年(平成21年)
|
41,605
|
20,874
|
[* 12]
|
2010年(平成22年)
|
42,055
|
21,072
|
[* 13]
|
2011年(平成23年)
|
42,095
|
21,114
|
[* 14]
|
2012年(平成24年)
|
43,154
|
21,607
|
[* 15]
|
2013年(平成25年)
|
44,479
|
22,118
|
[* 16]
|
2014年(平成26年)
|
43,853
|
21,817
|
[* 17]
|
2015年(平成27年)
|
44,898
|
22,367
|
[* 18]
|
2016年(平成28年)
|
44,976
|
22,416
|
[* 19]
|
2017年(平成29年)
|
45,224
|
22,533
|
[* 20]
|
2018年(平成30年)
|
44,994
|
22,431
|
[* 21]
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2019年(令和元年)
|
[東急 3]44,323
|
22,087
|
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2020年(令和02年)
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[東急 4]25,787
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2021年(令和03年)
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[東急 5]31,636
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2022年(令和04年)
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[東急 1]36,184
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2023年(令和05年)
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[東急 2]39,922
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駅周辺
白幡池公園
バス路線
横浜上麻生線上にある六角橋停留所(当駅から徒歩5分程)または駅東側にある白楽停留所が最寄りとなる。いずれも横浜市営バスによって運行されている。
白楽停留所
乗り場[14]
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系統 |
主要経由地 |
行先
|
1
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31 |
白幡上町・白幡東町 |
大口駅
|
2
|
東神奈川駅西口・青木橋 |
横浜駅西口
|
※なお、経路変更以前は東急バス綱島駅行や、横浜市営バス31系統が白楽駅前まで乗り入れていた。また、NPO法人による乗合タクシーの計画もある。
隣の駅
- 東急電鉄
東横線
- ■特急・□通勤特急・■急行
- 通過
- ■各駅停車
- 妙蓮寺駅 (TY17) - 白楽駅 (TY18) - 東白楽駅 (TY19)
脚注
注釈
出典
- 神奈川県県勢要覧
- 東急電鉄の1日平均利用客数
参考文献
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 白楽駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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