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琴平町(ことひらちょう)は、香川県の町。仲多度郡に属する。
町西部に「こんぴらさん」の総本山である金刀比羅宮という神社が所在し、毎年初詣などで多くの観光客で賑わう。
香川県の南西部に位置する。町域の西側が、標高524mの象頭山の山裾に沿う。
町内には大字がある地域と無い地域が混在し、大字の無い地域では町名に続いて直接番地が来る表記となる(例えば金刀比羅宮は(琴平町)892番地1である)。大字の無い地域の郵便番号は、1~426番地(金倉川以東、字川東)が766-0002、427番地以上(金倉川以西、字川西)が766-0001となる。
国土地理院地理情報によると琴平町の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは3.30km、南北の長さは5.29kmである。
町内にはJR四国の土讃線と高松琴平電気鉄道(ことでん、琴電)琴平線の2本の鉄道路線が通っている。かつては琴平参宮電鉄(琴参)や琴平急行電鉄線(琴急)も丸亀市・坂出市方面と町を結ぶ鉄道を運行していた。
JR四国の琴平駅には全特急列車(南風・しまんと)と観光列車・四国まんなか千年ものがたりが停車する。土讃線の電化区間は当駅までのため高松方面からの電車は当駅で折り返す。ことでんは早朝を除き30分間隔で運行されており、琴電琴平駅と高松市中心部の瓦町駅間は約55分で連絡されている。
江戸時代に金毘羅参りが盛んになると琴平と各地を結ぶ金毘羅街道が整備され、このうち琴平街道(高松街道)、丸亀街道、多度津街道、阿波街道、伊予・土佐街道の5つが「金毘羅五街道」と呼ばれた。金毘羅五街道はいずれも近代以降に県道、国道に指定されている。
現在、町域を通過している国道は、南北方向を結ぶ国道319号と、西讃地方に通じる国道377号の2本である。319号のうち北の善通寺市方面 - 琴平町を結ぶ区間は多度津街道、南の徳島県三好市方面 - 琴平町を結ぶ区間は阿波街道、377号は伊予・土佐街道をそれぞれ前身としている。かつて琴平街道は国道32号に指定されていたが、町内を通らない満濃バイパスの開通により町内区間は香川県道282号高松琴平線に変更されている。
高速道路は町内を通っていない。最寄のインターチェンジは北隣の善通寺市にある高松自動車道善通寺ICである。
町内を走る県道:
琴平地区は、大字が設定されていない直接番地地域。金倉川を境に川西・川東に分けられる。