渡島鶴岡駅(おしまつるおかえき)は、かつて北海道上磯郡木古内町字鶴岡にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)江差線の駅(廃駅)。事務管理コードは▲141418[2]。
歴史
駅名の由来
地名より。当地は1889年(明治19年)に現在の山形県鶴岡市から旧庄内藩士らが集団入植しており、「鶴岡」と命名された[8][9]。
駅名は、既存の羽越本線鶴岡駅との区別の為、旧国名の渡島を冠した[8]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。
開業当初から木古内駅管理の無人駅[1]。駅舎はなく、待合所のみがホーム脇に設置されていた。
利用状況
乗車人員推移
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年度
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一日平均乗車人員
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2011
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8
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2012
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7
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2013
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6
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駅周辺
- 北海道道5号江差木古内線
- 中野館跡 - 道南十二館の一つ。
- 禅燈寺 - 境内を江差線が通っており、山門と本堂との間に禅燈寺踏切が設置されていた[1]。
- 鶴岡農村公園 - 公園の水路が旧駅構内に隣接している。園内に山形荘内藩士上陸之地碑や開拓遺功碑がある[1]。
- 木古内町立鶴岡小学校 - 2011年3月に閉校[1]、2015年より校舎を木古内町郷土資料館「いかりん館」に転用。
- 屏風山
函館バスの江差線廃止代替路線「江差木古内線」の停留所「鶴岡禅燈寺前」停留所が駅跡最寄りの北海道道5号江差木古内線上に設置されている[10][11]。
駅跡(道南トロッコ鉄道)
廃駅後、駅を中心とした江差線の線路跡を活用し、任意団体「北海道夢れいる倶楽部」によって保線用軌道自転車の運転体験施設「道南トロッコ鉄道」が運営されている[11][12]。
旧駅舎は「鶴岡公園駅」と称しており、乗車券売り場として利用されている[11][12]。
トロッコ鉄道は、例年、ゴールデンウィークから11月初旬までの期間中運営されている[11]。
主となるコースは当駅から江差方面への1,000 mほどの区間で、「北鶴岡線」と称している。この区間を行きは動力付きトロッコのアシストで終点の「キーコの郷駅」まで走行し、折返しの区間は軌道自転車のペダルを漕いで走行する[11]。この他、一部期間は当駅の道路を挟んだ反対側の「平成鶴岡駅」から木古内方面へ約500 mの「新在分岐前駅」までの区間の「中鶴岡線」での走行も行うことがある[11]。さらにその南の新幹線高架前までの区間についても「南鶴岡線」と称しているが、運行休止中となっている[11]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 江差線
- 木古内駅 - 渡島鶴岡駅 - 吉堀駅
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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五稜郭 - 木古内 (2016年移管) | |
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木古内 - 江差 (2014年廃止) | |
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