矢不来信号場(やふらいしんごうじょう)は、北海道北斗市館野(だての)にある道南いさりび鉄道線の信号場。上磯駅 - 茂辺地駅間(茂辺地駅から3.3kmの位置)にある。
歴史
信号場名の由来
当信号場の南側に所在する矢不来地区の名称は、アイヌ語の「ヤンケナイ[2]」(陸に揚げる川≒陸揚げ場)に東北弁で「矢が来(け)ない」という言葉を当て、「矢不来」とし、後年音読みされるようになったとされる[3]。
構造
線路は交換用の2本のみで、いずれも電化されている(交流20,000V・50Hz)。一線スルー式の線路配置で、待避線の一部が第一矢不来トンネル・第二矢不来トンネルになっている。基本的に列車交換がない場合は、上下線共海側の岩石覆いの下を通過する。列車交換及び追い抜きがある場合は、トンネル側の線路に入り列車の待ち合わせを行う。
周辺
隣の駅
- 道南いさりび鉄道
- ■道南いさりび鉄道線[4]
- 茂辺地駅 (sh06) - 矢不来信号場 - 上磯駅 (sh07)
脚注
関連項目