栢山駅(かやまえき)は、神奈川県小田原市栢山にある、小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 43。
駅名は周辺の「栢山」という地名より取られた。この「栢山」という地名は、昔は[いつ?]「賀山」と表記されていたが、いつのまにか「栢山」に転じたものである。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホーム有効長は6両分である。東西の両ホームに別々の改札口があり、両ホームは跨線橋で連絡している。
トイレとAED(自動体外式除細動器)、待合室は1番ホーム側にある。
時間帯により駅員無配置となる時間がある[3]。
2015年度(平成27年度)には、隣の開成駅・富水駅の他に螢田駅・足柄駅と共に行先案内表示器新設が計画され[4]、同年末までに改札口付近への新設を完了している。
2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は7,086人である[小田急 1]。小田急線内では、全70駅中65位である。近くに小学校や中学校、高校があり、児童生徒達にも良く使用されている。以前は一部の急行や準急、朝や夕方に当駅から4両編成列車の箱根登山線へ直通する各停があったが、2018年(平成30年)3月17日ダイヤ改正限りで廃止され、近年は運行本数が大幅に減便されている。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。
線路東側を酒匂川が並行して流れる。二宮尊徳(金次郎)の生誕の地として知られ、近くには生家や尊徳記念館などがある。
東口から発着し、箱根登山バスと富士急湘南バス路線が乗り入れている。以前は山北駅・新松田駅・和田河原駅への路線もあったが、廃止されている。また、小田原駅東口 - 蛍田駅 - 栢山駅の路線も本数や利用者はけして少なくはなかったが運転手不足でかつ小田急線駅から近く他社のバスが並走している(代替公共交通がある)ということを理由に2022年4月3日付で廃止された[9] [10]。