栃木県道路公社(とちぎけんどうろこうしゃ)は、栃木県を設立団体とする地方道路公社。1971年(昭和46年)2月設立。
概要
従前は、県内の一般有料道路は栃木県が道路建設工事および管理・料金徴収業務を行っており、1965年(昭和40年)に那須高原有料道路、1968年(昭和43年)に那須山麓有料道路がそれぞれ開通した。
1969年(昭和44年)、「財団法人栃木県道路公社」設立準備委員会規約が策定され、1970年(昭和45年)1月16日設立発起人会開催、同年4月1日栃木県指令監査第614号で財団法人栃木県道路公社が許可されて設立登記を完了。1か月後の5月20日に地方道路公社法が公布され、12月19日の栃木県議会において栃木県道路公社の設立を可決、1971年(昭和46年)2月25日に設立登記を完了すると共に、財団法人栃木県道路公社を解散して栃木県道路公社となった。
1971年(昭和46年)4月より那須高原有料道路、那須山麓有料道路および当時建設工事中であった中禅寺湖有料道路、日塩有料道路を栃木県より引き継ぎ、管理や料金徴収業務を開始した[2]。
1981年(昭和56年)4月には栃木県から通行料無料の日足トンネルの管理を受託したほか、2005年(平成17年)6月には日本道路公団から日光宇都宮道路を引き継ぐ一方、1991年(平成3年)4月の那須山麓有料道路を皮切りに料金徴収期間が満了した道路を暫時無料開放し、現在は2つの有料道路と7つの有料駐車場の管理運営を行っている。
管理運営する道路・施設
管理運営していた道路・施設
脚注
- ^ “公社概要”. 栃木県道路公社. 2022年9月6日閲覧。
- ^ 「町制施行50周年記念 那須温泉史」那須町教育委員会 2001年3月 p204
- ^ “有料駐車場”. 栃木県道路公社. 2023年6月3日閲覧。
外部リンク